2010年2月にCDデビューして話題を呼んだ驚異の15歳ピアニスト、
小林愛実がまたもやコンクールでの最年少受賞記録を塗り替えました!
昨年10月から予選が始まった第12回ショパン国際ピアノコンクール in ASIAのアジア大会最終日が1月13日に新百合ヶ丘のユリホールにて開催され、最難関のコンチェルトC部門において、音大生、大学院生など9名が出場した決勝で、最年少出場者の小林愛実が金賞およびコンチェルト賞を受賞しました。
これまでも小林愛実は、コンクールの最年少受賞記録を塗り替えてきましたが、ジュニア部門以外の枠へのコンクール出場は今回が初めて。しかし年長の出場者ばかりのなか、彼女は圧倒的な演奏を聴かせて会場を沸かせました。
この大会は、5年に1度開催されるピアノ界最大の国際コンクール“ショパン国際ピアノコンクール”の審査員(ポーランド人)を含め、日本、アジア有数のピアニスト、ピアノ指導者たちが審査するコンクールです。
彼女にとっては、2015年に開催予定の“ショパン国際ピアノ・コンクール”に向けてのスタートとなるものでしょう。
すでにカーネギーホールでは3度演奏している小林愛実ですが、4月3日には、日本を代表する指揮者、小澤征爾が芸術監督を務める日本フェスティヴァルにて、初のソロ・リサイタルを行ないます。
カーネギーホールでの演奏予定楽曲、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」』などを収録した待望の2ndアルバムも、公演に先駆けて3月にリリース予定とのこと。
これまでの日本人ピアニストの枠を超えた最年少大物ピアニストの活躍にこれからも目が離せません!