3月29日(日)、東京・恵比寿The Garden Roomにて、“スイーツ王子”こと
小林 豊によるライヴ〈恋するスイーツレシピ 〜君が恋に落ちた最初の瞬間〜〉が開催。ステージでは“スイーツ×歌×ダンス×演劇”を駆使した新感覚なパフォーマンスが炸裂、昼・夜公演ともに大盛況となりました。
昨年11月より3ヵ月連続でリリースされ、話題となっていた
「恋するスイーツレシピ」。演劇界で注目を集める新進気鋭の演出家・吉谷光太郎の手によって、まるでミュージカルのようなステージへ。パティシェを目指し専門学校へ入学した小林に振りかかる試練、ライバルでありながら憧れている女性との恋模様などを「恋するスイーツレシピ」シリーズの全9曲+新曲を散りばめながら描く。
スポットライトに浮かび上がるようにして小林がステージに登場、1曲目「誘われフォンダンルージュ」が始まると、会場は赤いサイリウムに照らされ、観客は早くもヒートアップ。バックダンサーとの息の合ったダンス・パフォーマンスと甘い歌声を披露し、観客を魅了する
続く「初恋ギモーブ」では、白いコックコート姿でキュートなダンスを披露し、観客はますます大興奮。会場が甘い空気に包まれる中、3曲目の「まるで・ピーチ・ジンジャーエール」。途中では、この曲のテーマとなっているスイーツ“ピーチ・ジンジャーエール”を小林がステージ上で作るという仕掛けも。
「夏の思い出レモンソルト」で会場の空気は一変。淡い恋のナンバーに、しっとりとした雰囲気に包まれると、ストーリーは小林の(劇中での)祖父母の“恋の思い出”へ。スクリーンに祖父の若かりし頃に扮した小林の映像が映し出されると、会場からは「可愛い!」と黄色い声。
再び小林がステージに登場し「キミイロバナナタルト」。小林のダンスに合わせて観客も一体となって盛り上がり、続く「秘密のトリコ・オア・トリート」では、白い羽根つきの黒いマントをはおり、堂々たるステージング。
憧れの彼女とクリスマスデートのシーンでは、「WHITE SNOW -ブッシュ・ド・ノエル-」。雪が舞っているかのごとく真っ白のサイリウムが揺れ、“真っ赤なふたつのいちごのほっぺた”という歌詞に合わせて、ステージから観客の頬をなでようとする仕草で会場を沸かせる。
続いて和のスイーツをモチーフにした「ジャポネーゼ」を熱く歌い上げ、「僕と君のバレンタイン」でストーリーはハッピーエンド。また最後には新曲「月宵桜 -sakuramochi-」を披露、アンコールでは再度「誘われフォンダンルージュ」で会場を大熱狂に巻き込み、ステージはフィナーレを迎えました。
MCでは、自身の夢だったスイーツとライヴのコラボが実現でき、パティシェ経験を生かしたこの企画で皆さんに楽しんでもらえてうれしいと、目に涙を浮かべながら語った小林 豊。アンコール公演も発表されており、6月14日(日)に東京・品川クラブeX、6月19日(金)は愛知・名古屋ダイアモンドホールで開催予定とのこと。