ニュース

幸田浩子、オペラ界のスターが歌う「日本のうた」第3弾『花のまち 〜日本のうたIII〜』リリース決定

幸田浩子   2023/08/16 08:59掲載
はてなブックマークに追加
幸田浩子、オペラ界のスターが歌う「日本のうた」第3弾『花のまち 〜日本のうたIII〜』リリース決定
 日本を代表するソプラノ・幸田浩子が、「日本のうた」を集めたアルバムの第3弾『花のまち 〜日本のうたIII〜』を9月20日(水)にリリースすることを発表。

 幸田は、国内外のオペラ劇場に出演を重ね、ウィーンの名門フォルクスオーパーの専属歌手としても活躍。今年は狂言師・俳優・演出家の野村萬斎が、オペラ初演出をする名作喜歌劇『こうもり』へ幸田の当たり役のアデーレで出演するほか、各地でのコンサートも多数決定。同アルバムは、継続的にセールスを重ねている不朽の名作『ふるさと 〜日本のうた〜』(2013年4月)、『このみち〜日本のうたII〜』(2020年1月)の後継作です。

 今作は日本のうたを知り尽くした作曲家でありピアニストの寺嶋陸也と共に、2023年に生誕100周年を迎えた作曲家の中田喜直の代表する歌曲から、現代を生きる作曲家たちの歌曲まで全23曲を収録。日本人ならば誰しも耳にしたことのある「さくらさくら」や「落葉松」、「揺籃のうた」をはじめとる花々の歌と子守歌を中心に選曲された楽曲に加え、今作のために書き下ろされた寺嶋の新曲も収録されています。

[メッセージ]
幸田浩子さんは、オペラ「鹿鳴館」、同「おしち」そして「シンフォニーIX」と、これまで3つの重要な拙作を歌ってくれている。日本語の歌唱に関して、作曲家として僕がいかに幸田さんを信頼しているかの証(あかし)だが、上記3作に共通して言えるのは、純な静けさと女性らしいうるおい、しなやかさというキャラクターである。決して、気負って肩肘張った女性ではない。今回リリースされるこの1枚のコンセプトと曲目は、まさに幸田さんらしさに貫かれている。加えて、やはり僕が常に瞠目を禁じ得ない我が友・寺嶋陸也君のピアノ。このCDは、多くの人々の心に真に優しく美しい心を届けるだろう。それこそ、幸田さんならではの音楽なのだ。
――作曲家・池辺晋一郎

幸田さんによって選ばれた歌の花園に曲を手向けることを許されて、『蝶』をこのCDのために作りました。紫野京子さんの詩は、つねに生命と向き合っていますが、ここに咲きほこる歌のひとつひとつにも、蝶や花のように、そしてそれらよりも長く続くいのちが宿っていることを聴きとっていただけたら幸いです。
――作曲家 / ピアニスト・寺嶋陸也

表情豊かで、どこか子どもの純真さをも感じさせる幸田浩子さん、そして声と楽器(ピアノ)の境界線を自然に越えていくような佇まいの寺嶋陸也さん。こんな魅力のある曲だったのか…と自分で驚いてしまいました。多くの方にこの素晴らしい世界をお届けできることを心から嬉しく思っています。
――作曲家 / ピアニスト・山中惇史

拡大表示

©原田京子

■2023年9月20日(水)発売
幸田浩子
『花のまち 〜日本のうたIII〜』

CD UHQCD COCQ-85614 3,300円(税込)

[収録曲]
さくら(さくらさくら)
さくら横ちょう
たんぽぽ
サルビア
わらい
林檎の花が降りそそぐ
びいでびいで
平城山
花のまち
舟唄−片戀−
紫陽花

挿木をする
春がすみ
落葉松
風をみたひと
揺籠のうた
いつもの子守歌
ウムプリ ヤーヤー
祖母の子守うた
星の旅
歌ごえはささやく
あしたのうた

ソプラノ: 幸田浩子 ピアノ: 寺嶋陸也
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015