10月17日に初の配信ライヴ〈OMUSUBI〉を開催(10月21日まで視聴可能)し盛況を収めたことでも話題となっているエンターテインメント・バンドの
米米CLUB 。1985年にシングル「I・CAN・BE」とアルバム『
シャリ・シャリズム 』でメジャー・デビューを果たして以来、「浪漫飛行」「君がいるだけで」ほか数多くのヒット曲を放ちながら積極的に活動を展開し、デビュー35周年を迎えている米米CLUBが、2021年1月6日(水)にデビュー35周年記念シングル『愛を米て』(初回生産限定盤 CD + DVD SRCL11636〜7 1,800円 + 税 / 通常盤 CD SRCL-11638 1,200円 + 税)をリリース。併せて、「愛を米て」が、2021年1月公開の映画「大コメ騒動」(だいこめそうどう)の主題歌に決定しています。
「愛を米て」は、2021年1月8日(金)全国公開(2021年1月1日(金)より富山県にて先行公開)される映画「大コメ騒動」からの主題歌オファーにより、映画の脚本からインスピレーションを受けて書き下ろされた楽曲。時は大正の1918年、富山県の貧しい漁師町で起こった日本の女性が初めて起こした市民運動ともいわれる“米騒動”にフォーカスした、激動の大正時代を生きる女性の奮闘、強さ、逞しさを描いている映画の登場人物たちへのエールと、いつの時代も“生きていく”ということに必要な“愛”をテーマとした人生の応援歌となっています。
主題歌オファーの際に感じたことや、主題歌「愛を米て」に込めた思いについて、
カールスモーキー石井 は「米騒動という言葉は知っているけど、『大コメ騒動』って“大(だい)”が入っている。どんだけすごいんだろうって(笑)。最初、コメディみたいな感じで、『そこにも“コメ”が入ってるな』と盛り上がり、面白い映画なのかなと思っていたんですけど、脚本を読むと、それだけじゃないなって。実を言うと、米米CLUBが全員でこーでもない、あーでもないって集まって曲を作ることって意外と少ないんですよ。最初からこの歌はみんなで作りたかったんですよね」「女性の強さはもう十分、映画で描かれているので、このコロナ禍で世界中が苦しんでいる、その中で歌われる曲って何なんだろうって思ったんです。この映画のためだけじゃなく、この映画から広がっていくような世界が歌にないといけないなって思うんですよね。みんなを鼓舞するとか元気づけるとかそうゆうんじゃなくて、近寄ってて、肩をポンっと優しくたたいてあげたいな、そうゆう歌であってほしいなって思いました」とコメント。ベースのBONは「スタジオに入って、石井がギターを弾いて、『こんなメロディでこんな感じかなぁ』って。『何となくこんなベース弾いてよ』『じゃぁ何となくね』とみんなでセッションしながら作りました」と制作過程の一コマにも触れています。
映画「大コメ騒動」には、主人公・松浦いと役に「八日目の蝉」で〈日本アカデミー賞〉最優秀女優賞を受賞した
井上真央 、いとの姑役に
夏木マリ が扮するほか、おかかたちのリーダーのおばば役の
室井 滋 をはじめ、
立川志の輔 、
柴田理恵 など、米騒動が起こった富山県出身の俳優が数多く出演。監督はこれまた富山県出身で、『
超高速!参勤交代 』を手掛けた
本木克英 。そして、アーティスト名はもちろん、これまでに『シャリ・シャリズム』、『
GO FUNK 』(=ご飯食う)、『
5 1/2 』(=5半=ご飯)、『
SUNRICE 』(=3ライス)といったアルバム・タイトルや楽曲名などに“コメ”にまつわる言葉を冠してきた米米CLUBが、日々の暮らしを守るため、井戸端から沸き上がった女性たちの声が社会を大きく変えていく“笑いあり!涙あり!”の実話を、“米米”らしい優しさと愛で寄り添った楽曲で盛り上げています。
©︎2021「大コメ騒動」製作委員会 VIDEO