小南泰葉の5月23日発売のメジャー・デビュー・ミニ・アルバム『嘘憑キズム』初回生産分に1 / 300の確率で“嘘憑きブックレット”なる小南自らが悪戯を施した特別なブックレットが混入されていることがわかりました。小南自身がCDの生産工場に侵入して作業を遂行しており、このいわば“ハズレ”ブックレットCDが正規商品に混じって全国に出荷されることになりました。

　この“悪戯”の対応策として、所属レコード会社EMIミュージックジャパンのお客様相談室は、「取り替えたい、というお客様がいらっしゃいましたら、すぐに対応させていただきます」（詳細は小南泰葉オフィシャル・サイトに掲載）とのことなので、あくまで正規のブックレットが欲しいという方はご安心を。そしてこの“嘘憑き”ブックレットCDを手に入れたいという方は初回生産分に混ざって出荷されているので、早目の購入をお勧め。

　また5月23日午前10時より小南泰葉オフィシャル・サイト上に、「嘘憑キズム」のリリースを記念して「嘘」にまつわる二つのコンテンツが公開されます。ひとつは「嘘憑き診断」。自分の名前を入力すると自分がどのくらい、嘘にまみれて生きているかという“嘘憑き度”を測るオリジナルの診断メーカーを使って楽しんだりソーシャルを通じて友人に教えることができます。もう一つは「嘘憑新聞」。社主(小南)と編集部による嘘記事だらけのネット新聞をスペシャルコンテンツとして公開する。この新聞は「99％ウソ記事」を掲げる著名ニュースサイトへのオマージュとのことですが、あまりにサイトのヴィジュアル、ネタのキレ味が酷似していることから正式に協力を受けているとの噂もあるので、気になった方はぜひ確認してみては。

　こういった“嘘”コンテンツを展開しつつも、アルバムでは「嘘を肯定する事だけではなく「真実」「嘘」の間を行き来する人間を「二元論」で表現している」(小南)とのことなので独特な歌詞、マニアックさとポップさの強烈なコントラストが光る小南泰葉の世界をじっくり味わいましょう。また6月には初のワンマンツアー＜嘘憑キスト＞を東阪名にて開催します。