ジャズ・ピアニストの
小室響が、CD2枚組、全曲書き下ろしの新作アルバム『シンギュラリティ』を5月21日(水)に発表します。父親が経営する老舗ジャズ・クラブ、神奈川・横浜 Jazz Spot Dolphyにて今年2月に録音。小室がみずから立ち上げたレーベル「Dolphy Label」からの第1弾リリースです。
レコーディングには
坂井紅介(b)と
本田珠也(ds)とのトリオのほか、ゲストとして
類家心平(tp)、
峰厚介(sax)、
井上銘(g)が参加。アルバムのオープニングを飾る「Moby-Dick(feat.May Inoue)」は、フィーチャリング・アーティストの異なる「Moby-Dick(feat.Shinpei Ruike)」がボーナス・トラックとして収録されています。
このアルバムについて、レコーディングに参加した本田珠也は「色濃く残る翳りの中に一筋の蘇る記憶を辿る生々しい音の揺らぎ。技術や知識では計り知れない音魂の塊は常に衝動的であり純音楽である。ここには嘘偽りのない小室響の全てが詰まっている」とコメントしています。