「映画を愛する人々に“本物の映画”を贈りたい」そんな思いから、WOWOWシネマにて絶賛放送中の『W座からの招待状』が全国の単館系劇場と立ち上げた無料上映イベント〈旅するW座〉。
カトリーヌ・ドヌーヴ主演のフレンチ・ミュージカル『愛のあしあと』、
ヘレン・ミレン主演の濃厚な女性のドラマ『エメランスの扉』、
モーリッツ・ブライブトロイ主演のサスペンス・アクション『イヤー・オブ・ザ・スネーク 第四の帝国』、フランスで40万人を動員し大ヒットを記録した『恋のベビーカー大作戦』など、これまで様々なジャンルの話題作を上映してきた本イベント、その締め括りとなる第5弾は初の東京開催が決定! 番組の案内人である放送作家・
小山薫堂と、イラストレーター・安西水丸が〈カンヌ映画祭〉に直接出向き選んだ、渾身の恋愛映画『シャンボンの背中』が12月13日(金)、12月20日(金)の2日間、渋谷「ユーロスペース」(
www.eurospace.co.jp)にて無料上映されます。
日常に物足りなさを感じている父親が息子の担任女教師と出会い、超えてはいけない禁じられた一線を越えそうになる男女を描いた『シャンボンの背中』は、エリック・オルデルの同名小説をもとに、『母の身終い』が公開され話題を呼んでいる
ステファヌ・ブリゼ監督が描いた作品。主人公の男女を演じるのは、
ヴァンサン・ランドン(『女と男の危機』『君を想って海を行く』)と、
サンドリーヌ・キベルラン(『アリスの出発』『屋根裏部屋のマリアたち』)という、実生活では本物の夫婦だった(現在は離婚)2人が演じています。
2010年〈セザール賞〉にて脚色賞を受賞(主演女優賞、助演女優賞ノミネート)、数々の映画祭に出品され高い評価を受けた大人の恋愛映画。かつて愛しあった男女が、映画ではどのような恋愛の結末を迎えるのか、ご注目ください。