クラシック曲の斬新なアレンジにより時代の寵児となった
、クライズラー&カンパニーが再結成することを発表しました。
クライズラー&カンパニーは、東京芸術大学・音楽学部在学中に、
葉加瀬太郎(vn)、
竹下欣伸(b)、
斉藤恒芳(key)の3人によって結成され、1990年に「愛のよろこび」でメジャー・デビュー。
デヴィッド・フォスター、
セリーヌ・ディオンとレコーディングをしたフジテレビ系ドラマ『恋人よ』主題歌「To Love You More」は大ヒットを記録。シングル9枚、オリジナル・アルバム6枚をリリースし、1996年に日本武道館のライヴを最後に解散。
12月21日(日)、コンサート・ツアー〈日医工 presents 葉加瀬太郎 Best Acoustic Tour“エトピリカ”supported by Iwatani〉のNHKホール公演にて、葉加瀬が明かしたこの再結成。「気持ちも新たに新人バンドの心意気で、来年の2月25日にアルバムをリリースさせていただきます。そして、5月には全国ツアーをやらせていただこうかと思っておりますので、ぜひ皆さん楽しみにしていてください!」と続け、アルバム『NEW WORLD』の発売と、5月に全国ツアーを敢行することも発表。なお、ツアー・ファイナルの6月9日(火)は、奇しくも19年前に解散コンサートをした日本武道館での再演となります。
また、再結成について2人のメンバーも、「再結成が決まって、久しぶりに以前の僕らのアルバムをじっくり聴いてみた。何か猛烈に未知の音楽を試そうともがく若き音に瑞々しさを感じた。この楽曲たちを今の僕らの年齢、感じ方でもう一度ちょっとリラックスしてリメイクしてみた。ソロとはまた違う葉加瀬の壮快なヴァイオリンを楽しんで欲しい」(竹下欣伸)、「音楽への思いはいつになっても変わらない。若いとき老成していたのか、今が幼いのか、変わらない3人が再び集まって作った音楽は、今でも紛れもなくクライズラーだった」(斉藤恒芳)と、コメントを寄せています。