1986年にシングル「失意のダウンタウン」でメジャー・デビュー以来、長きにわたり日本にブラック・ミュージックを浸透させたジャパニーズR&Bのパイオニアとして他の追随を許さない“ファンキー・クボジャー”こと
久保田利伸。2016年6月にデビュー30周年を迎えた彼が、そのアニヴァーサリー特別企画として、11月23日(水)に初のコラボレーション・アルバム
『THE BADDEST〜Collaboration〜』をリリース。初回生産限定盤はミュージック・ビデオ10曲の特典DVDと久保田自身による「全曲レコーディングエピソード・ブックレット」付き。
デビュー25周年となった2011年には『THE BADDEST 〜Hit Parade〜』をリリースしている久保田。30周年記念となる本作も、ベスト・アルバム・シリーズ同様に“THE BADDEST”をタイトルに冠したコラボレーション版ベスト的な内容となっており、“日本語歌詞編”に16曲、“英語歌詞編”に14曲、カテゴライズされた選りすぐりの全30曲を2CDに収録しています。
“日本語歌詞編”には、ドラマ主題歌に起用され自身初のシングル1位のミリオンセラー・ヒットとなったスーパーモデル、
ナオミ・キャンベルとの代表曲「LA・LA・LA LOVE SONG」をはじめ、
KREVA、
MISIA、
EXILE ATSUSHI、
JUJU、
小泉今日子といった国内トップ・アーティストや、
モス・デフ(現ヤシーン・ベイ)、
ミシェル・ンデゲオチェロ、
メイシオ・パーカーなど海外実力派ミュージシャンとのコラボレート楽曲を収録。新曲として
AIをフィーチャーしたハッピーなバウンス・チューン「Soul 2 Soul feat. AI」も収められています。
“英語歌詞編”には“ネオソウルの申し子”こと
ミュージック・ソウルチャイルドとの共演カヴァー「SUKIYAKI〜Ue wo muite arukou〜」を筆頭に、
ナイル・ロジャース、
アンジー・ストーン、
ザ・ルーツ、
キャロン・ウィーラー、
ラファエル・サディークなど超一流海外アーティストが参加した楽曲をラインナップ。
この30周年特別企画について久保田自身は「プロとしての30年間はいろんな人との出会いや交わりの上に成り立っていると思います。スタッフ、音楽仲間、ファンの皆さんなどなど……。そこで、このタイミングで感謝を込めて人と人というところに焦点をあて、この30年間、日米でやってきたコラボレーションを新曲たちを含め、1作に編み上げてみました。相手がいるからこそ生まれる特別な歌声達のオンパレードです」と語っています。
国内での活躍はもちろん、海外へ渡り“Toshi Kubota”としての全米デビューや米人気TV番組「ソウル・トレイン」に日本人ソロ・アーティストとして初めて出演を果たしたレジェンド、久保田利伸。『THE BADDEST〜Collaboration〜』は、デビュー以来ぶれることなく自身の行く道を貫き通し、国内外で高い評価を獲得しているその軌跡を、コラボレート楽曲で確認できる内容となっています。