2008年にベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団第1コンサートマスターに就任し、2009年に設立された指揮者無しの公式アンサンブル“ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ”のリーダーとして活動、さらに2013年からは
読売日本交響楽団のコンサートマスターとして、日独両オーケストラのコンサートマスターを兼務している
日下紗矢子がベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラを率いて来日! 公演は7月16日(木)、7月18日(土)、7月19日(日)、7月20日(月・祝)の4日程で、
ヴィヴァルディの「四季」全曲や
バーバーの「弦楽のためのアダージョ」などが披露されます。
今回来日する“ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ”は、1952年設立の旧東ドイツを代表する名門オーケストラ“
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧称ベルリン交響楽団Berliner Sinfonie-Orchester)”を母体に設立された室内オーケストラ。2008年に日下がベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧称ベルリン交響楽団 / Berliner Sinfonie-Orchester)日本人初の第1コンサートマスターに就任したのち、短期間のうちにオーケストラ団員の信頼と支持を得て、翌2009年に日下をリーダーとする指揮者を置かない公式アンサンブルとして結成されました。2012年1月にはストリオーニ音楽祭に客演し、チェロの巨匠
ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky)と共演したほか、
ダニエル・ホープ(Daniel Hope)とアルバム『リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター〜ヴィヴァルディ:「四季」 with “Shadows”』で共演、同ディスクで“2013年ドイツ・クラシック・エコー賞”を受賞しました。2015年5月には最新アルバム
『ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 / バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント / ルーマニア民族舞曲』(BS-0004 / オープン価格)をリリースし、ますます勢いに乗っています。
なお日下は、7月末にペーター・ブルンズや
マーティン・ヘルムヘンとのリサイタルも予定。ベルリン在住の日下の独奏を間近で体感できる絶好の機会、あわせてお聴きのがしなく。