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桑田佳祐、ボウリングの祭典「KUWATA CUP 2022→2023」決勝大会が東京体育館にて開催

桑田佳祐   2023/02/27 13:04掲載
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桑田佳祐、ボウリングの祭典「KUWATA CUP 2022→2023」決勝大会が東京体育館にて開催
 桑田佳祐の発案により2018年に立ち上がった、老若男女どこでもだれでも参加することができる、史上最大規模の“みんなのボウリング大会”「KUWATA CUP」が、スケール&パワーアップして再始動。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により中止となった2020大会、“オンラインマッチ”という形式で開催された2020→2021大会を経て、初開催以来4年ぶりとなる決勝大会も含めた「KUWATA CUP 2022→2023 〜みんなのボウリング大会〜」を開催。2022年6月25日、サザンオールスターズのデビュー記念日に、国際社会における世界共通の目標であるSDGsにかけて、“SKGs”(Sustainable Kuwata Keisuke’s Goals)=“桑田佳祐の持続可能な目標”を打ち出した桑田佳祐。「心と体の健康維持を」と、その目標のひとつに宣言されていた「KUWATA CUP 2022→2023 〜みんなのボウリング大会〜」ですが、全国各地のボウリングセンターでの予選、準決勝を経て、2月26日(日)に東京体育館にて決勝大会が行われました。

 ボウリングファンであることを公言し、ボウリングをこよなく愛するプレイヤーのひとりでもある桑田佳祐の発案により誕生した「KUWATA CUP」。アマチュアもプロもそれぞれに参加できる“みんなのボウリング大会”でありながら、テーマ・ソングを桑田佳祐 & The Pin Boys名義で書き下ろすなど、スポーツ×エンターテインメントの化学反応によって生まれた前例のないスポーツ大会でもあります。

 2018年秋に「KUWATA CUP 2019」として初開催し、全国のボウリングセンターで予選会を実施。2019年に東京・渋谷ヒカリエに特設レーンを設けて行われた決勝大会では、桑田も自称“コミッショナー”として登場。盛大にショーアップされた決勝大会は、これまでに類を見ないボウリングの一大祭典として大きな話題となりました。この大成功を受け、ボウリング場来場者数が大幅に増えるなど、ボウリング界が大いに盛り上がりを見せる中で開催した第2回大会「KUWATA CUP 2020」は、2020年2月の本大会、準決勝・決勝を目前に、新型コロナウイルス感染拡大により中止に。コロナ禍においてもボウリングを愛する人々の熱い思いを形にするため、第3回大会「KUWATA CUP 2020→2021」では“オンラインマッチ”という形式を取り入れ、ウィズコロナをイメージした大会の新しい在り方を提示。状況に応じて臨機応変に形を変えながらも、全国のボウリングファンと共に、ボウリングの楽しさを共有してきました。そして、第4回大会「KUWATA CUP 2022→2023 〜みんなのボウリング大会〜」では、多くのボウリングファンのリクエストに応える形で、ある種の伝説となっていた決勝大会の場がついに復活しました。

 初回大会「KUWATA CUP 2019」以来、4年ぶりとなる決勝大会の舞台は“東京体育館”。東京オリンピックの競技会場としても知られ、“スポーツの聖地”とも言えるこの会場は、国立競技場の目の前、そして“音楽の聖地”であるビクタースタジオにも程近く、前回決勝が開催された2019年大会より格段にスケールアップした形で開催。大会の第一段階である[全国予選会]が2022年9月17日〜2022年11月30日に実施され、全国47都道府県 日本ボウリング場協会加盟 約450センターのボウリング場で、いつでもどこでも参加することができ、多くのボウリングラヴァーが挑戦。各部門上位の50%が[2次予選]に進出、12月の1ヵ月間で実施された2次予選での各部門上位者が、2023年2月25日に東京2会場で行われた[準決勝]に出場することができるシステムとなっています。

 2019年大会同様、「ジュニア部門」「一般男子部門」「一般女子部門」「シニア部門」が用意されており、小学生からシニアの皆さんまで、老若男女、幅広い世代の方々に楽しんでいただける大会となっているのも「KUWATA CUP」の特徴の一つ。さらに、今年は2人1組ペアとなって投球する「ダブルス部門」が新設され、家族・友達・同僚・パートナーなど、仲間と協力しながら参加することもできるようになりました。1回の参加ごとに参加賞ももらえるという、高スコアを競い合うことに限らず、チャレンジすること自体の楽しさも追求しています。

 そして、[準決勝]で勝ち残った各部門上位3名が2023年2月26日に、スポーツの聖地“東京体育館”にて開催された決勝大会に歩を進め、のべ7,000人のオーディエンスの前で白熱の決勝戦を特設レーンで繰り広げました。

[オフィシャル・レポート]
 司会の住吉美紀、矢野武のアナウンスをきっかけに決勝大会午後の部がスタート。7,000人の熱気が会場を渦巻き、割れんばかりの拍手が鳴り響く中、出場するプロボウラー6名が入場し壇上にラインナップ。これから始まる大会への期待が高まる。貴賓席には日本のボウリング業界の礎を築いてきたレジェンドボウラー岩上太郎、石井利枝、酒井武雄、斉藤志乃ぶ、矢島純一という錚々たる面々が。始球式は、2019年大会で優勝を飾った中野麻理子プロ、志摩竜太郎プロの2名が務めた。そして、この大会の旗振り役であり、2月26日に67歳の誕生日を迎えた自称“コミッショナー”桑田佳祐が、スティーヴィー・ワンダーの名曲「HAPPY BIRTHDAY」にのせて登場。開会宣言を務め、華々しくプロボウラー部門決勝の火蓋を切った。

 男子プロボウラー部門の決勝が終了すると、お客さん参加型の「ラッキーチャンスタイム」コーナー、ラウンドガールダンサーズによるハーフタイムショーに突入。チアガールによるチアダンスショーによって、緊迫した会場の雰囲気が一気に和やかに変わると、その次に待っていたのは、エキシビジョンマッチ。2019年大会では、桑田佳祐と桑田と並び芸能界最強とも言われる俳優村田雄浩のタッグによる「渡る世間にGスポッターズ」チームと、姫路麗プロ、名和秋プロによる「最強女子プロボウラーズ」チームとのタッグマッチが行われたが、桑田チームが惜敗。そのリベンジを果たすべく、桑田佳祐が立ち上がった。

 今回、桑田佳祐のタッグパートナーに選ばれたのは、日本テレビの朝の情報番組『スッキリ』チーム。年明けより「スッキリ KUWATA CUPへの道」と題した特集企画を放送している。特集の中で、元サッカー日本代表選手の槙野智章、日本テレビアナウンサーの辻岡義堂が「KUWATA CUP」の舞台に上がるためにボウリングを一から練習していく模様を追って放送してきたが、番組MCの加藤浩次も加わった3名が桑田の助っ人として登場することに。特集では槙野・辻岡の2名のボウリングの師匠として登場していた名和秋プロと相対することになり、ある意味師弟対決の一面も。果たして、桑田佳祐はリベンジを果たすことが出来たのか!? 試合の模様は後日、日本テレビ系『スッキリ』でオンエア予定なので、お楽しみに。

 エキシビジョンマッチの後には女子プロボウラー部門の決勝戦。日本ボウリング界の最高峰を決める対決がすべて終了した後には、すべての部門の決勝大会に残ったファイナリストたちの表彰式が行われた(プレゼンターはレジェンドボウラーの矢島純一プロ、斎藤志乃ぶプロ)。その後、再び登場した桑田とファイナリスト達の記念撮影へ。最後はもちろん大会テーマ・ソングである桑田佳祐 & The Pin Boys名義で2019年にシングルリリースした「レッツゴーボウリング」を、桑田のライブでも活躍するギタリストの斎藤誠、ピアニストの片山敦夫、ドラマーの河村“カースケ”智康を引き連れて歌唱。決勝大会参加者が桑田の歌唱中に舞台に勢ぞろいし、スポーツとエンターテインメントを融合。この日のイベントを象徴する素晴らしいエンディングとなった。

 日本中から1万人を超えるボウラーが参加し、決勝大会には7,000人を超える観客が東京体育館に訪れた。老若男女が楽しむことができるボウリングが、競技としての側面でも再び注目を集め始める大きなきっかけになったに違いない。


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「KUWATA CUP 2022→2023 〜みんなのボウリング大会〜」特設サイト
https://bowling.kuwatacup.jp/2022
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