さまざまな困難が日本中を襲った激動の2011年。
桑田佳祐は約9年ぶりとなるソロ・アルバムを発表したのち、「チーム・アミューズ!!」の活動の旗振り役となったほか、シングル・リリース、そして自身の復活ライヴを宮城で開催するなど、さまざまな形で精力的に活動を行なってきました。
そんな2011年の活動を締めくくるライヴ<桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011 〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜>の初日、2日目の公演が神戸ワールド記念ホールで開催。タイトルどおり、今年はいろいろあったけど「みんなで元気になろうぜ!」という思いをこめ、大忘年会さながらの桑田らしいエンタメ感あふれるすばらしいステージに!
桑田が神戸のこの会場に立つのは、97年の<Act Against AIDS'97 桑田佳祐 歌謡サスペンス劇場>以来実に14年ぶり。サザンオールスターズとしては、付近の神戸ポートアイランド特設ステージでデビュー25周年記念ライヴを行なっていますが、それも2003年のこと。実に久々の神戸登場ということで、会場に駆けつけた約6,000人のファンはステージに現れた桑田の姿に狂喜乱舞!
ステージは、「イマジン オール ザ ピープル現代人諸君!!」「本当は怖い愛とロマンス」「銀河の星屑」など、アルバム
『MUSICMAN』を中心に構成され、さらに今夏リリースされた
「明日へのマーチ」や、“港町”にふさわしく「ダーリン」など、全27曲を熱唱。随所に世相を鋭く切り取る象徴的な演出などが盛り込まれ、深みのあるエンタテイメントショーが繰り広げられました。
特に「私の世紀末カルテ」では、“2011年末ヴァージョン”として歌詞を書き換え、現在の世相や自分自身のことにも触れた。さらに「阪神・淡路の事では消えない傷もございましょう」と神戸の人々への思いを歌う一説に至ると、会場からはひときわ盛大な歓声が上がりました!
この年末ライヴは、一週間後の横浜アリーナ2公演を残すのみ。ホームとも言える横浜アリーナのステージに桑田が立つのも4年ぶり! 最終日の大晦日はもちろん、23:30スタートの年越しライヴとなります。
年越しライヴの模様は、すでに発表されている通り、<桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011 〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜ライブ・ビューイング in シアター>と題し、全国、そして香港・台湾・韓国の映画館へ完全同時生中継も決定。さらに、同じく最終日の模様は、WOWOWでの生放送も決定しています。