未曾有の大震災など、さまざまな困難が日本中を襲った激動の2011年。
桑田佳祐は約9年ぶりとなるソロ・アルバム
『MUSICMAN』を発表したのち、
“チーム・アミューズ!!”の活動の旗振り役となったほか、シングル
「明日へのマーチ/Let's try again〜kuwata keisuke ver.〜/ハダカ DE 音頭〜祭りだ!! Naked〜」リリース、そして自身の復活ライヴを宮城で開催するなど、さまざまな形で精力的に活動を行なってきました。
そんな2011年の活動を締めくくるライヴ<桑田佳祐 ライブ in 神戸&横浜 2011〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜>が、神戸と横浜で開催。12月30日と31日は桑田のホームとも言える横浜アリーナでの公演に。大晦日の最終日は年越しライヴとなり、タイトルどおり、今年はいろいろあったけど、「みんなで元気になろうぜ!」という思いを込め、大忘年会さながらの桑田らしいエンタメ感あふれるすばらしいステージとなりました!
桑田が横浜アリーナのステージに立つのは2007年の<桑田佳祐LIVE TOUR 2007 呼び捨てでも構いません!!「よっ、桑田佳祐」SHOW>以来、丸4年ぶり。実に久々の横浜への登場、そして年越しライヴということで、会場に駆けつけたファンはステージに現れた桑田の姿に狂喜乱舞! 年越しは3曲目「いいひと〜Do you wanna be loved?〜」演奏後。桑田とともに、会場の14,000人全員でカウントダウンを行ない、2012年を歓喜とともに迎える!
ステージは、「本当は怖い愛とロマンス」「銀河の星屑」など、今年を代表するヒット作となった『MUSICMAN』を中心に構成され、さらに今夏リリースされた「明日へのマーチ」や港町にふさわしく「ダーリン」など、桑田は全28曲にもおよぶ名曲の数々を、時には弾き語りで、時にはフルオーケストラをバックに従え、縦横無尽に熱唱。
『MUSICMAN』は、昨年制作され今年の2月にリリースされた作品にもかかわらず、現在の混迷する世の中の状況を予見するかのような先見性の高い作品であったことが、改めてこのライヴで浮き彫りに。全編を通し、随所に世相を鋭く切り取る象徴的な演出などが盛り込まれ、深みのあるエンタテイメントショーが繰り広げられる。「私の世紀末カルテ」では“2011年末ヴァージョン”として歌詞を書き換え、現在の世相や自分自身のことにも触れると、会場からはひときわ盛大な歓声が上がりました。
さらにそのほか、今回の会場神戸と横浜にちなんだMCから、
内山田洋とクール・ファイブの名曲「そして神戸」のカヴァー、その名も「そして、ヨコーベ」を披露する場面も! クール・ファイブのメンバーに扮する桑田の映像がバックに流れると会場は大ウケ! また、
原 由子がサプライズで登場して
サザンオールスターズの名曲「シャ・ラ・ラ」を桑田とデュエットするなど、まさに盛りだくさんのステージに。
大成功のライヴで2011年を締めくくった桑田佳祐、早くも新曲(タイトル・発売未定)が、「三井住友銀行」のTV-CMシリーズ「みんなの『はじめよう』から、はじまるんだ。」にてオンエア中。「日本が多くのものを失った2011年から、新たな年へ。その初めに、希望をもって一歩を踏み出そうとする人を応援したい!」そんなCMのコンセプトにピッタリのアップテンポな曲を披露しています。