7月に発売となったスペシャル・ベスト・アルバム『I LOVE YOU -now ＆ forever-』は3週連続オリコンウィークリーチャート1位を記録するという快挙を成し遂げ大ヒット中！ 9月からは5年ぶりの全国ツアーを控える桑田佳祐から、新たなビッグ・ニュースが到着！ なんと、『素敵な夢を叶えましょう』（1999年）以来13年ぶりとなる単行本『桑田佳祐 言の葉大全集 やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』を新潮社より、9月15日（土）に発表します。

　なお、桑田は過去、『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん』（1984年）、『ただの歌詩じゃねえか、こんなもん'84-'90』（1990年）という書籍を発表。この2冊はサザンオールスターズの作品を中心に作られたエッセイ＆歌詞集となっていましたが、今回はスペシャル・ベスト・アルバム『I LOVE YOU -now ＆ forever-』の記念出版となり、完全に“桑田佳祐”としてのソロ作品へフォーカスを当てた一冊になっています。

　本書では、ソロ名義で発表してきた数多くの曲の中から、桑田が自ら選んだ88曲の歌詞とともに、ソロ活動を開始した80年代後半から現在に至るまでの、歌と共に歩んできた歌手人生を桑田自ら語り尽くし！

　80年代のバブル経済に向かうキラキラした世の中で“ポップス”に愛着を感じ、バンドとはまた違った新しい音楽仲間たちと切磋琢磨してはじめた曲作り。90年代、母の死と、時期を同じくした2枚目のアルバム『孤独の太陽』。棺の横でギターを弾きながら作った曲も収められたこのアルバムで“ポップ・シンガー”へのこだわりを決意したこと。「波乗りジョニー」「白い恋人達」と好調な中で作った三枚目のアルバム『ROCK AND ROLL HERO』に対する意外な自己評価。“いいものを作りたい”という執念で臨んだアルバム『MUSICMAN』と、突然の病気。闘病の日々、紅白歌合戦での復活、震災。そして今秋からスタートする5年ぶりのツアーに向けて、また未来に向かってのさまざまな想い……。

今だからこそ湧き上がる言葉の数々が収められた“言の葉大全集”の名にふさわしい作品に。なお、ツアー会場での販売限定となる、特別なカバーも用意されるとのこと！ お楽しみに。