京本大我(
SixTONES)映画単独初主演、ヒロインには
古川琴音を迎え、
河合勇人監督の劇場公開最新作『言えない秘密』の製作が決定。この度、キャスト・コメントが公開されています。
台湾の国民的大スターでアジアでも絶大な人気を誇る
ジェイ・チョウが、初監督にして主演を務め、台湾アカデミー賞で作品賞含む3部門受賞、アジア圏内で爆発的大ヒットを記録した同名映画を原案とした本作。この物語を日本版として生まれ変わらせるのは、『映画鈴木先生』『
俺物語!!』『
チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』など数々の話題作を手掛ける河合勇人監督。これまでもエンタメと抒情的な物語を抜群のバランスで演出してきた河合監督ですが、今作では観客を切ないラヴ・ストーリーの世界へといざないます。
今年の4月に東京ドーム単独公演も成し遂げた大人気グループ・SixTONESのメンバーで、中でもその圧倒的歌唱力でミュージカル『エリザベート』に3度も出演している京本大我。連続ドラマ初単独主演作『
束の間の一花』や『
ハマる男に蹴りたい女』での出演、『
ラストマン-全盲の捜査官-』ではゲスト出演ながら放送時にはSNSのトレンドに入るほど記憶に残る演技を披露した京本ですが、意外にもこれが初単独主演映画となり、(「SixTONES」メンバーの中では、デビュー後初の単独主演映画)ピアノ留学でトラウマを抱えて帰国した音大生・湊人役で、劇中でピアノの演奏にも挑戦しています。
映画『
スクロール』『
今夜、世界からこの恋が消えても』『
メタモルフォーゼの縁側』や、ドラマでは『
ペンディングトレインー8時23分、明日君と』『
どうする家康』『
犬神家の一族』、ミュージカルでは『INTO THE WOODS -イントゥ・ザ・ウッズ-』の出演など確かな演技力を発揮し、幅広い分野で活躍し続ける古川ですが、恋愛映画のヒロイン役は本作が初となります。ある〈秘密〉を抱えた音大生・雪乃役を演じ、幼少の頃からピアノをたしなんでいる古川も、本作で自ら演奏シーンに挑戦しています。
[コメント]本作のオファーを頂いた時、映画単独初主演ということもあって、非常に光栄で嬉しい気持ちと、不安が入り乱れるような、そんな気持ちでした。お話をもらってから、オリジナルの台湾映画も拝見しましたが、とても好きな世界観で、「自分もこの世界に飛び込んでみたい!」と強く思い、素直に嬉しかったです。今回ピアノ演奏に挑戦をしていて、仕事の隙を見ては必死にピアノ練習をする毎日を送っています。
古川さんとはピアノの連弾練習で初めてお会いして、クールで少しミステリアスな印象を抱いていたのですが、気さくに話しかけて下さり、すでに「きょも」「こっちゃん」とあだ名で呼び合うようになり、自然体でいられる空間を作って下さいます。河合監督はお芝居に関してのプランが明確で、心をゆだねて安心してお芝居ができると思います。皆さんに映画を観ていただくのが楽しみです!――京本大我初めて台本を読んだ時に、まるで台本からピアノの音が聞こえてきそうなくらい、とてもロマンチックで綺麗な物語だと思いました。ラブストーリーのヒロイン役で参加するのは今回が初めてなのですが、このような気持ちになれる作品のヒロインを務めさせて頂けることになって本当に光栄です。京本さんとは今回が初めましてで、“クールな王子様”というイメージだったのですが、お会いしてみると、とても気さくで落ち着いた雰囲気の方だったので、連弾練習などもリラックスして挑むことができました。河合監督とも初めてですが、登場人物の気持ちを直接言葉ではなく想像させて下さる方で、意識を共有しあえているような安心感があります。この映画を観て、人と人が繋がる過程にある温かさや美しさを、改めて感じてもらえるように頑張ります。――古川琴音台湾版オリジナル映画『言えない秘密』は公開当時観ていて、ヒロインのグイ・ルンメイに一目惚れしてしまったことを覚えています。僕にとっては何年かに一度見返したくなる大切な映画の1本です。時代が目まぐるしく変わる現代にあってなお、あのどこか懐かしい二人の初々しい恋愛劇は、美しい台湾の風景と相まって、僕のこころの片隅にいつまでも残っています。今回、そんな思い出深い作品のリメークを京本大我さん、古川琴音さんとご一緒できるのはとても光栄ですし、身が引き締まる思いです。スタッフ一同、オリジナルに恥じぬ様、精一杯頑張ります。――河合勇人©2024「言えない秘密」製作委員会