ビートルズ『レット・イット・ビー』をハンマー・ビート仕様でカヴァーしたことでも知られる、旧ユーゴスラビア出身のゴス／インダストリアル系バンド、ライバッハ。その彼らのニュー・アルバム『Volk』(写真)がいよいよ登場！　新作はなんと、さまざまな国の国歌にインスピレーションを受けた楽曲を集めた作品となります。

　本作は2003年作『WAT』に続く約3年ぶりの新作で、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、イスラエル、トルコ、そして日本(！)など、さまざまな国の国歌からインスピレーションを受けた楽曲を収録。どの曲も原曲を生かしながらゴス・アレンジしたトラックに彼らによる歌詞をのせ、ゲスト・ヴォーカルやグランドピアノ、ストリングスを使って披露しています。彼らのMySpaceページではアメリカの国歌からインスピレーションを受けた「America」などの試聴も可能となっていますので、どんな音なのか気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか？　なおアルバムには、彼らが所属する“新スロヴェニア芸術（NSK）”なる結社の国歌も追加された全14曲を収録。通常盤のほか、ハードカヴァーブック仕様の限定盤も予定されており、英MUTEからで英国にて10月23日に予定されています。