洗練されたソングライティング・センスと、徹底的なこだわりを感じさせるキメ細やかなサウンドで、ジャパニーズ・ポップスの次代を担う男女3人組バンド、
Lamp。そんな彼らが12月3日に4thアルバム
『ランプ幻想』(XNHL-16001 税込2,500円)を発表します。約3年半ぶりとなる今作には約1年半の制作期間をかけ丹念に創り上げた上質な全11曲を収録。70'sポップス、ソフトロック、AOR、ブラジリアン・ミュージックなど、さまざまな音楽のエッセンスを絶妙の配合でブレンドした繊細かつ豊潤なポップ・サウンドが展開されています。
前作
『木洩れ陽通りにて』リリース時には、
鈴木茂/
渚十吾らを招いてイベントを行なうなど、音楽ファンの中でも着実に注目を集めてきた彼らだけに、本作のリリースはまさに待望のリリースと言えるでしょう。本作リリースに寄せて、キリンジ堀込高樹、
スキマスイッチ・
常田真太郎からの賞賛コメントも到着。メンバーの染谷太陽も自身のブログで「何度も聴いてほしい」と語っているように、非常にクオリティの作品に仕上がっています。
【コメント】
ソフトでマイルドだけど決して雰囲気ものに堕していない、という印象。アルバムからはLampの挑戦的な意志が感じられました。
堀込高樹(キリンジ)
プロフェッショナルを突き詰めると“難しいことをカンタンそうにみせる”という条件がついてまわる。手練れのミュージシャンはもちろんそうだし、他ジャンルの話で申し訳ないが僕の好きなサッカーの世界的な名選手は皆そうで、マネしてみて初めてその難しさがわかる。さらに他ジャンルで言えば水球やシンクロの立ち泳ぎなんかもそうだ。パッと見ではわからないところで実はスゴいことをやっている。見た目は静かに揺れるあたたかい炎でも、実はものすごい科学変化で燃焼しているのだ。少々こじつけな気もするが、ランプとはつまりそういう存在だと思う。
常田真太郎(fromスキマスイッチ)