人気、実力ともにトップ・クラスの3人のソリストが意気投合! ピアニストの
ラン・ラン(Lang Lang)、ヴァイオリニストの
ワディム・レーピン(Vadim Repin)、チェリストの
ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky)による豪華共演アルバム
『チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲』(UCCG-1477 税込3,000円)が10月28日にリリースされます。
ラン・ランにとって初の室内楽録音となった今作には、
チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の想い出に」と
ラフマニノフのピアノ三重奏曲第1番「悲しみの三重奏曲」を収録。ロシア音楽のエキスパートでもある名手2人とタッグを組み、哀しみと美しさに満ちた傑作が誕生しました!
録音は2009年7月21日、ヴェルビエ音楽祭で共演したのちに行なわれました。
これらのレパートリーはピアノ・パートに超絶技巧を要する作品で、テーマは“悲しみの三重奏曲”。ロシアには親しい人や先達の死をピアノ三重奏曲を作曲して悼むという伝統があります。親友のピアニスト、作曲家のニコライ・ルビンシテインの死を偲んで書かれたチャイコフスキーのop.50は、チャイコフスキー作品の中でもっとも高度なピアノのテクニックを要求される作品。悲痛な雰囲気の中に美しい抒情を湛えたスケールの大きな曲です。
カップリングはチャイコフスキーの作品を手本に書かれたという、ラフマニノフ19歳、モスクワ音楽院在学中の作品。こちらも超絶技巧を駆使した単一楽章の曲です。
※10月28日発売
『チャイコフスキー&ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲』ラン・ラン(p)、ワディム・レーピン(vn)、ミッシャ・マイスキー(vc)
(UCCG-1477 税込3,000円)
[収録曲]
01. チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調op.50「偉大な芸術家の想い出に」
02. ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調「悲しみの三重奏曲」
[録音]
2009年7月21日