ラリー・カールトン 2003/05/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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クルセイダーズ〜
フォー・プレイなどフュージョンの一時代を築いた歴史的ギターヒーロー”と言うのが一般的な
ラリー・カールトンのイメージ。しかし、単なるフュージョンには簡単に収まらない魅力の深さを持っている事は、昔からのファンなら良くご存知な事でしょう!
例えば、一部のロックファンからは、“70年代SSWテイストアルバムの最高峰”と名高い、73年の
『シンギング・アンド・プレイング』(写真)ですが、これはフュージョン系ミュージシャンをバックにしながらも、都会的とは逆にブルージーなあっさり味でサウンドをまとめ、ジェームス・テイラーも驚く、つぶやき系SSWヴォイスで地味ながらもハートフルで美しいメロディーを淡々と歌い上げた名盤。“これを聴かずしてロックを語る事無かれ”と言いたい作品なのですが、ここで聴けるように、ラリー・カールトンの根底にある大事な要素の1つは“ブルース”なわけですね!
そんな彼が、デヴュー30周年を越えて、本格的なブルース・プロジェクトを始動! 新バンド“サファイア・ブルーバンド”を組んでのニューアルバム
『サファイア・ブルー』(VICJ-61126 \2,520(税込))が6月21日に発売になります! 内容はモチロン、問答無用のブルース・アルバム! 名曲「ルーム355」もブルース・ヴァージョンで収録との事で、全国のギターファン必聴ですよ! そして、この新バンドを率いて来日ツアーも行いますよ!
6月30日〜7月5日 ブルーノート東京
7月7日〜7月8日 福岡ブルーノート
7月10日〜7月11日 大阪ブルーノート
7月13日〜7月14日 名古屋ブルーノート