本作は、グラミー賞とマーキュリー賞にノミネートされた、2020年の前作『ソング・フォー・アワ・ドーター』でエンジニアを務めたドム・モンクスとの共同プロデュース。2023年に娘が誕生し、ロンドンの自宅スタジオで制作されたこのアルバムから、「Patterns」「No One’s Gonna Love You Like I Can」「Child of Mine」の3曲が公開されています。
収録される曲は、何世代にもわたって我々が家族を通して努力してきた考え方や行動を、深く見つめ直したものとなっています。レコーディングでは、先日公開されたボン・イヴェールの新曲「S P E Y S I D E」にフィーチャーされているロブ・ムースがストリングスを担当。コーディング・セッションではローラの傍らに娘がいることが多く、アルバムの内容が持つ隠喩的な愛情表現だけでなく、純粋に状況的なものも反映しています。