LE SSERAFIMは、「意外な楽曲で熱く公演を始めてみたが、FEARNOTの皆さんのエネルギーがとても良い。ただし、これからが始まりだ。ご覧になりたい楽曲も多いと思うが、最後まで期待してほしい」と意気込みを語った。その後、150分を超える公演の間、休まずステージを披露し続けて「パフォーマンス最強ガールグループ」の名にふさわしい圧巻の存在感を誇った。「FEARLESS」「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)」「ANTIFRAGILE」などのメガヒット曲は、バンド・ヴァージョンの編曲で強烈さを増した。これに観客席からは爆発的な歓声が沸き起こった。「Swan Song」は、KAZUHAがバレエの動作をもとに考案した振り付けで注目を集めた。また、ダンスブレイクを追加した「CRAZY」、大型ジャングルジムのセットを活用して強い印象を残した「1-800-hot-n-fun」のステージなど、特別な時間をプレゼントした。メンバーのパフォーマンスを引き立たせる演出も圧巻だった。三角形のLEDは、「熱い炎の中で生まれ変わったLE SSERAFIM」を形象化しており、新鮮な印象を与えた。さらに、メガクルー級のダンサーたちや独特なVTR映像、楽曲の雰囲気を最大化するレーザーショーなどの華やかな演出は、公演の没入度を高めた。
ファンの熱いアンコールコールが続くと、観客席から再登場し、初めてのファン・ソング「FEARNOT(Between you, me and the lamppost)」を歌唱した。続けて「大変な時や嬉しい時にお互いに力になってくれる存在がどれほど美しくて特別なのか知っているので、私たちもFEARNOTの皆さんの力になれるよう努力する。一緒に作っていく思い出、心のこもった言葉と私たちが差し上げる愛はすべて本物だ。FEARNOTの皆さんも人生を一生懸命に生きていて疲れる瞬間があれば、今日を思い出して、皆さんを愛する人がいるということを信じて、前に進んでほしい。私たちはより一層強くなることができたし、これからもしっかりとやり遂げたい。今後の歩みも一緒に見守って欲しい」という心からの想いを伝えた。