ノルウェーの名ピアニスト、
レイフ・オヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)が、ソニー・クラシカルからの第5弾となる新作アルバム『
ショパン: バラード全曲&夜想曲』(SICC-30491 2,600円 + 税)を9月26日(水)にリリース。
2012年から2014年にかけての“
ベートーヴェンへの旅”(ピアノ協奏曲全曲の演奏とレコーディング)、そして北欧出身ならではのシベリウスのソロ・アルバムに続いて取り組んだのは、アンスネスにとって四半世紀ぶりとなる
ショパン・アルバム。アンスネスはデビュー当初の1992年にピアノ・ソナタ全集を含む2枚組のショパン・アルバムをリリースしているものの、フル・アルバムとしてショパン作品に取り組むのはそれ以来、36年ぶりとなります。曲目は、バラード全曲を夜想曲と組み合わせた、まさに王道の内容です。
アンスネスは、「この10年でショパンの音楽が以前よりもぐっと身近に感じられるようになった。それがちょうど4つのバラードのなかで“聖なるグラール”としてこれまで弾いてこなかった、技巧的にもっとも複雑な第4番に挑戦する時期と重なった」と語っています。