大ヒットを記録した
レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)の1993年作が発売20周年に。それを記念して
『自由への疾走(デラックス・エディション)』(TYCP-60082〜3 税込3,780円)が10月9日に発売されます。
このデラックス・エディションはCD2枚組で、1993年のオリジナル・アルバムの最新リマスターと、全20曲のボーナス・トラックを収録しています。そしてこの20曲のうち10曲はレニーの個人的なアーカイヴから発掘された未発表音源です。
『自由への疾走』は、1989年のデビュー作『レット・ラヴ・ルール』と、チャートの首位に立つシングルを7曲も生みだした1991年の出世作『ママ・セッド』の2枚のアルバムですでにロック・シーンを代表する存在となっていたレニーにとって3作目のスタジオ・アルバム。激情的なタイトル曲は大ヒットを記録、全米チャートで首位を獲得してアルバムを大ヒットに導きました。
未発表音源のなかには、『自由への疾走』アルバム・セッションからのデモとアウトテイクが6曲、そしてレニーがプロデュースし、1992年にリリースされた
ヴァネッサ・パラディのアルバム『ビー・マイ・ベイビー』用に彼がレコーディングした初期のデモが3曲含まれています。「I May Not Be A Star(Light Piece For Vanessa)」はヴァネッサのアルバムに収録されなかった未発表曲で、「ユア・ラヴ」とタイトルが変わった「Travelogue」と「ロンリー・レインボウ」は彼女のアルバムに収録されました。ほかにBBCラジオの未発表インタビューも収録され、「ビリーヴ」「シスター」「悲しみの十字架」のアコースティック・ヴァージョン、および7曲のシングルB面曲を収録。大傑作の20周年記念盤にふさわしい内容となっています。