昨年末に映画『マエストロ:その音楽と愛と』が公開されるなど、
レナード・バーンスタインがあらためて注目されるなか、2人の日本人とバーンスタインの長年の交流を吉原真里が描いたノンフィクション『親愛なるレニー』(アルテスパブリッシング)を取り上げるイベント「北とぴあ 音楽と本祭 Vol.1『親愛なるレニー』」が、7月6日(土)に東京・北区 北とぴあ つつじホールで開催されます。
吉原真里の公演をはじめ、指揮者で教育活動にも取り組む
広上淳一と吉原の対談、菅沼千尋(ソプラノ)、佐々木統馬(バリトン)、新原有紀子(p)がバーンスタイン・ナンバーを披露するミニ・コンサートなどを予定。ロビーでは音楽本を出版している出版社・著者が多数出店し、バーンスタイン関連のCD / DVD、書籍を販売します。また、戦後まもなく天野和子がバーンスタインに送った手紙の写真カラーパネルの展示、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)札幌2024のポスター掲出、バーンスタインが愛したに違いないユダヤのお菓子販売、著者サイン会などが行われます。
『親愛なるレニー』は2022年10月に発売されると大きな話題となり、第11回河合隼雄物語賞、第71回日本エッセイスト・クラブ賞、第35回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。アルテスパブリッシングのウェブサイトでは、その一部をためし読みできます。