リリーズ 2004/05/17掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
98年にLevi'sのCMで使用された「ア・ナニー・イン・マンハッタン」が話題となったこともある、カート・ハースレー率いるボストン出身のバンド
“リリーズ”。同曲が収録されたアルバム
『ベター・キャント・メイク・ユア・ライフ・ベター』(写真)では、60年代のビート・バンドのサウンドをマニアックかつパワフルに再構築したポップ・サウンドを聴かせてくれましたが、元々彼らは、デビュー時には渦巻くヴォーカルと大量のディストーション・ギターが特徴であったかと思えば、90年代前期にはローファイで甘いメロディに彩られたガレージ・ロックに接近してみたりと、時代によってそのサウンドを変化させてきたバンド。そんなカメレオンのように姿・形を変え続けている彼らの新作
『Lilys』が5月24日にUKにてリリースされる予定です。
・・・とはいえ、本作は純粋なる新作とは違い、前作『Precollection』に3曲を新たに加えて、タイトルをセルフ・タイトルにしたという変則的なもの。海外で“複雑でサイケデリックなギター・サウンドがポップに絡む幻想作品”と評された本作で、アナタもその奥深くてリッチなポップ・サウンドを是非ともご体験ください。
(01) Precollection
(02) You're Getting Closer
(03) The Perception Room
(04) Catherine (Let a Positive)
(05) Film's Camera
(06) Taking You
(07) Will My Lord Be Gardening
(08) Mystery School Assembly
(09) Squares
(10) Meditations on Speed
(11) Dunes
(12) 365
(13) Melusina