2000年のメジャー・デビュー以来、オリジナル・アルバム7作中5作が全米初登場1位を飾り、全世界累計アルバム・セールス5,500万枚超、グラミー賞2部門受賞など名実ともに世界で圧倒的な存在感を示している米ロサンゼルス出身のロック・バンド、リンキン・パーク（LINKIN PARK）が、4月7日（金）に『メテオラ：20周年記念盤』を全世界同時リリース。

　『メテオラ』は、21世紀史上最も売れたロック・アルバムといわれたメジャー・デビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』に続き、2003年にリリースされた2ndアルバム。全米・全英で1位を獲得し、日本でも6位を記録。全世界の総売上枚数2,700万枚超、グラミー賞ノミネートと、ロック史に燦然と輝く傑作として、いまなお愛聴されています。

　その『メテオラ』の発売20周年を記念した作品が、『メテオラ：20周年記念盤』として全世界でリリース。日本盤は貴重なデモ音源やライヴ音源などを収録したデラックス3枚組CDエディションとして、輸入盤は、限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットと限定4枚組アナログ・ボックス・セットとして、全3形態が同時発売となります。

　日本盤のデラックス3枚組CDは、Disc 1に未発表楽曲「ロスト」のオリジナルのアンディ・ウォレス・ミックスを追加収録したアルバム『メテオラ』が収録されているほか、Disc 2には「LPUレアリティーズ2.0」と名付けられた当時の貴重なレア音源全19曲を、Disc 3には「ライヴ・レアリティーズ 2003-2004」と名付けられた、2003年から2004年のさまざまなライヴ・レコーディングの中から選りすぐりの10曲をそれぞれ収録しています。

　輸入盤のコレクター必携アイテムとなる限定盤スーパー・デラックス・ボックス・セットには、6曲の未発表曲をはじめとする貴重なデモ音源やBサイド曲、ライヴ音源や貴重な未発表ライヴ映像、アルバムのメイキング映像などが、5枚のアナログ盤、4枚のCD、3枚のDVDにたっぷりと収録。さらに、40ページにおよぶブックレットのほか、36”×24”サイズのポスターやリトグラフ、ステッカーやステンシル、ハイレゾ音源ダウンロード・カードも同梱しています。

　本作のリリースにあたり、メンバーのマイク・シノダがインタビューに回答。自分たちのキャリアがスタートしたばかりの頃に作ったものがアニバーサリーを迎えるというのはどんな気分ですか？という問いに対して「すごくいい気分だよ。こういった曲はその瞬間のスナップショットのようなもので、意義深いし、僕やその時の文化の一端を担っていた全てのファンのカルチャーの情報が詰まっているからね。だから、曲を聴くと当時起こっていたことを大勢の人が思い起こすだろう、その一端を担えることが、僕にとってはとても楽しいんだ。あと、当時を知らない若者たちが今この曲を聴いて、このバンドを好きになってくれるっていうのもすごくクールだね」とコメント。

　スーパー・デラックス・ボックス・セットを開封する動画が公開されていますが、現物を手に入れてみてどう感じましたか？という問いには「現物を見たら、これをまとめあげるのがどんなに大変な作業だったか誰にでもわかってもらえると思う。とてもきめ細やかに作られた、充実した内容のパッケージさ、包括的で、考えうるすべてのものが詰まっている。アナログ盤やCD、DVDやブックレット、他にもいろんなものが入っていて、それぞれに音楽やデザイン、アイデア、そして郷愁が詰まっているんだ。あの時代にタイムスリップするとても楽しいやり方だったよ」と語っています。

　そして、日本のファンへ向けて「みんなのサポートには、本当に感謝しているよ。僕はつい最近新曲〈In My Head〉を発表したんだけど、この『メテオラ』の20周年記念エディションと新曲を聴いて、“将来に目を向けること（Look Forward）”と“過去を振り返ること（Look Backward）”を同時に楽しんでくれたら嬉しいね」とメッセージを寄せています。

　また、本作リリースを記念して、4月10日（月）に、ファンからの質問にバンド・メンバーが答える、非常にスペシャルなグローバル・オンライン・ファン・Q&A・ライヴストリーム・イベントの開催も決定。4月10日（月）午前11:00（米西海岸時間）より、リンキン・パークのFacebookやTwitch、YouTubeといったチャンネルでライヴ配信されます。日本時間では翌4月11日（火）午前3:00となりますが、ライヴ配信後もアーカイヴとして公開される予定とのこと。リアルタイムに視聴がかなわないファンも楽しめるイベントになりそうです。