リンキン・パーク 2007/03/07掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
リンキン・パークの新作がいよいよリリースに。
『Minutes To Midnight』なるタイトルで、米国で5月15日、その他の地域では5月14日の発売となっています。1stシングルは「What I've Done」という曲になり、コチラは4月2日のリリース。プロデュースはマイク・シノダと
リック・ルービンが担当しています。
オリジナルのスタジオ・アルバムとしては、2003年の
『メテオラ』(写真)以来、約4年ぶりとなる今作、14ヵ月にわたるスタジオ作業において100曲以上が用意されたとのこと。ベーシストのデイヴ・“フェニックス”・ファレルは、「俺たちがこれまでにやってきたどんなものよりも多くのことを注ぎ込んだ」とコメント。シノダは「バンド・サウンドの進化における突破口だ」とし、「新しい方法で曲を書き、これまでに経験したことのない楽器やイクイップメントも使った。ヴィンテージのギターやアンプ、メロトロンからリックが
ビースティ・ボーイズの最初のレコード(86年の
『ライセンスト・トゥ・イル』)で使った808のドラム・マシンまでね」と制作の過程を明かしています。
プロデューサーのルービンは「ラップ・ロックには聞こえない」、「非常にメロディックで……、プログレッシヴなレコードだ」と語っており、その仕上がりに期待が高まるばかり。公式HPでは間もなく“LPTV”と題された映像シリーズが公開されることになっており、新作の制作過程も見ることができるそうです。また、バンドは5月6日にニュージャージー州で開催されるBamboozle Music Festivalに出演する予定。その後は本格的な欧州ツアーを開始することになっており、すでに英国のDownload Festivalでは2日目に当たる6月9日のヘッドライナーを務めることが決定しています。いよいよ本格的に動き出したリンキン、注目です。