名門レーベル「デッカ」の創立90周年を記念し、「デッカ」を代表するアーティストであり、“キング・オブ・ハイC”と讃えられた20世紀最高のテノール歌手のひとりであるルチアーノ・パヴァロッティ（Luciano Pavarotti）のベスト盤『THE GREATEST HITS』（3UHQCD UCCD-90063～5 3,800円 + 税）が7月31日（水）に発売されます。

　パヴァロッティは、ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴとともに“三大テノール”として知られ、2006年〈トリノオリンピック〉の開会式でプッチーニの歌劇『トゥーランドット』のアリア「誰も寝てはならぬ」を歌唱しました。本作は、オペラ・アリアからポピュラー・ソングまで、パヴァロッティの圧倒的な歌声を堪能できるほか、奇跡のデュエットと評されたアンドレア・ボチェッリ、エルトン・ジョン、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリー、エリック・クラプトン、スティーヴィー・ワンダー、フランク・シナトラらとの夢の共演も収録しています。

　アメリカでは、ロン・ハワード監督によるパヴァロッティのドキュメンタリー映画『Pavarotti: Genius Is Forever』が6月7日に公開（日本での公開は未定）。この映画では、パヴァロッティの青年期から世界的な名声を得るまでの成功の軌跡を、インタビュー、コンサート、家族から提供されたアーカイヴ映像などで構成しており、U2のボノ、さらに“三大テノール”のドミンゴとカレーラスのインタビューも含んでいます。