多くの映画音楽でも知られる
ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaudi)が、3年ぶりのオリジナル・アルバム『The Summer Portraits』を2025年1月31日(金)に発表します。アルバムからの先行シングル「Rose Bay」が公開中。同曲のミュージック・ビデオが日本時間10月4日(金)23時にYouTubeでプレミア公開されます。
クラシックの名門レーベル「デッカ」に在籍して20年となる記念の年にリリースされる本作は、昨年末に夏を過ごしたイタリア・エルバ島の古い民家で見つけた絵画からインスピレーションを受けたもの。自身の幼少期の夏の思い出や印象などを反映させた、ノスタルジックかつセンチメンタルなメロディにあふれる仕上がりとなっています。レコーディングのほとんどはエイナウディの自宅スタジオで、一部は英・ロンドンのアビイ・ロード・スタジオでも行なわれ
テオティム・ラングロワ・ド・スワルテによるバロック・ヴァイオリンと、ロバート・エイムズ指揮による
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラ・パートが収録されました。
新作について、エイナウディ自身は「まず私は夏のことを考え始めました。私の人生がすべての感覚と厳密に結びついていて、一日が何ヶ月にも、何ヶ月が何年にも感じられ、朝から晩まで自由で、毎日が人生の新たな発見で、自然がその基本的な一部で、私たち自身が自然だった時代です。そして、誰もが自分なりの夏の肖像画を持っているとも思いました。人生で最高の瞬間と結びついた美しい季節。そして私は音楽に合わせて自分の絵を描き始めたのです。このアルバムは、私たちの終わりのない夏の思い出、すべての美しい瞬間に捧げられています」と語っています。