数々のCM音楽やサウンドトラックを手掛け、通算150万枚以上のアルバム・セールスを記録する伊トリノ出身の作曲家 / ピアニストの
ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaudi)が、海外では昨年10月に発売された最新アルバム『エレメンツ』の
国内盤(UCCL-1192 2,500円 + 税)を12月7日(水)にリリース。2017年4月16日(日)には、東京・錦糸町 すみだトリフォニーホールにて来日公演も開催されます。
本アルバムは2015年、イタリア郊外のエイナウディの自宅スタジオで録音されたもの。土・水・空気・火という自然の四大元素(エレメンツ)、数学や科学の構成要素(エレメンツ)、音楽的な形式、さらにカンディンスキー、クレー、クリムトらの美術作品など、彼を囲む周辺世界が作曲にインスピレーションを与えています。エイナウディ自身が描き下ろしたアルバムのアートワークではさまざまな記号やイラストが組み合わされ、見事な効果を生み出しています。
アルバムでは再結集した“ルドヴィコ・バンド”のメンバーが演奏を担当しているほか、
アムステルダム・シンフォニエッタ弦楽アンサンブルや、べルリン出身のロバート・リポック(Robert Lippok / エレクトロニクス)、ローマのパルコ・デッラ・ムジカ・コンテンポラリー・アンサンブル打楽器メンバーらも演奏に参加。さらに人気ヴァイオリニストの
ダニエル・ホープ(Daniel Hope)が、アルバム冒頭を飾る「雨の匂い(ペトリコール)」で演奏を披露しています。