マルチクリエイター“
mabauna”が、2月12日(水)に「Conflicting」を配信リリースしています。
「Conflicting」は、アルバム『
Blurred』リリース以降、
スーパーオーガニズムのヴォーカルOrono、
マライア・キャリーや
チャイルディッシュ・ガンビーノのコーラスなどで活躍するNicholas Ryan Gant、ヒップホップ・クルー“
CIRRRCLE”の元メンバーAmiideとJyodanによるユニット“Otomodatchi”など、さまざまな場所で自由に音楽を表現しているヴォーカリストとコラボし、3作のシングルをリリースしてきたmabanuaの第4弾シングル。
2年ほど前に制作をスタートさせるも寝かせておいた楽曲を引っ張り出し、2024年ライヴで訪れた台北とタイ・バンコクで見た景色と重ね合わせて仕上げていったという本作は、現地で感じた騒がしくもどこかゆったりとしている“相反する美しさ”に惹かれて音作りが進められた作品。その“相反する美しさ”は、レイドバックしたジャジーなサウンドでありながらヒップホップのビートに身を委ねるとじっとしてはいられなくなる、ある種脳の誤作動に近い働きを持った楽曲に映し出されています。
後半でより色濃く滲む、ローファイに切り取ったアジアの街並みや日常の営みをそのままパッケージングしたかのような妙に心地良い空気感を感じます。
mabanuaが所属するバンド“
Ovall”のサポート・キーボーディストとしてもお馴染み、パジャ海こと
別所和洋によるしっとりとしつつも内なる“熱”を感じさせてくれるピアノ・ソロにも注目です。
アートワークは前作に続き「Coffee Excess feat. Orono(Superorganism)& Lennon」でフィーチャリング参加したスーパーオーガニズムのOronoが手がけるシリーズ第4弾。アートワークの行方にも期待です。
[コメント]昨年のライブで訪れた台北とバンコクの景色を思い出して作りました。 騒がしいのにどこかゆったりもしている。
「相反する美しさ」に惹かれて音を作っていきました。 音楽は綺麗に整頓されたものだけが素晴らしいわけではない。――mabanua