「テイク・オン・ミー」などのソングライターとしても知られる
a-haの
マグネ・フルホルメン(Magne Furuholmen)が、ソロ・アルバム『
リヴィング・ウィズ・アワセルヴズ』を1月22日(水)に発表。収録曲の「ゴッド・イズ・インザ・ディテイルズ」と「ギヴィング・イン・トゥ・クリスマス」の日本語字幕ビデオが公開されています。『リヴィング・ウィズ・アワセルヴズ』のCDでのリリースは日本のみ。また、日本盤CDにはボーナス・トラックとしてa-haの最新作『
トゥルー・ノース』(2022年)に収録する「アイム・イン」をフルホルメンのヴォーカルで聞ける、貴重なデモ・ヴァージョン「アイム・イン(MF デモ)」が収録されています。
公開されている「ゴッド・イズ・イン・ザ・ディテイルズ」は、もともとフルホルメンがa-haのアルバム『トゥルー・ノース』のために書いた曲でしたが、ヴォーカリストのモートン・ハルケットが歌詞の内容に難色を示し、歌うことを拒んだいわくつきの楽曲で、フルホルメンはソロ・アルバムに収録することにしました。この楽曲についてフルホルメンは「幼少期のもっとも思い出深い瞬間は、野原で仰向けに寝転がって雲を眺め、その雲の形にただただ浸っていたこと。それはとても鮮明に覚えている」というエピソードを披露しており、そうした幼少時の記憶と結びついた曲であることは、日本語字幕ビデオを見るとより理解できるはずです。
а-haの最新作『トゥルー・ノース』は「私たちすべてがいかに環境とつながっているか」をテーマにしたメッセージ性の高い作品でした。それに対して『リヴィング・ウィズ・アワセルヴズ』はよりパーソナルな内容の作品で、テーマは「自分自身とどう向き合って生きているのか」。2022年、a-haのツアー再開後にフルホルメンは新曲を書き始め、またアルバム『トゥルー・ノース』に収録されなかった曲をいくつか書き直し、『リヴィング・ウィズ・アワセルヴズ』にはこれらの楽曲を収録。レコーディングは心を許すミュージシャンとともに、南仏のフルホルメンの家で行なわれました。
Photo by Nina Djaerff