2月27日（金）、真心ブラザーズが〈Do Sing Tour with Low Down Roulettes〉のツアー・ファイナル公演を東京・恵比寿LIQUID ROOMで開催しました。

　昨年9月にリリースしたアルバム『Do sing』を掲げて行なわれた本ツアーは、レコーディングに参加した岡部晴彦（b）、伊藤大地（ds / SAKEROCK）を迎えたバンド“Low Down Roulettes”として全国7会場にて4人編成のライヴを開催。また、ツアーの途中では〈Do Sing Tour with MB's〉と題し、お馴染みの10人編成“MB's”のステージを大阪・東京で披露しました。「先週、中野サンプラザでやったばっかりだから、今日は絶好調です！」（YO-KING）、「調子がすこぶる良くてすみません！」（桜井秀俊）と盛り上げつつ、グルーヴィな演奏でオーディエンスを魅了するLow Down Roulettes、MCも「舌好調！」（YO-KING）。

　アルバム『Do Sing』収録曲を中心に構成されたこの日のライヴは、4人編成にアレンジされた「ENDLESS SUMMER NUDE」「拝啓、ジョン・レノン」、彼らが結成初期に発表した「荒川土手」や、ボブ・ディラン「I Threw It All Away」のカヴァー、さらには新曲（2曲）も披露。「新しいレコードも作る気満々です！」と、実に楽しそうに、活き活きと音を重ねる4人の姿が印象的。

　オーディエンスの“天才コール”で再びステージ登場した4人は「STONE」を繰り出し（この曲が収録されたアルバム『KING OF ROCK』のリリース20周年を記念し、4月25日（土）には大阪・梅田CLUB QUATTRO、5月1日（金）は東京・恵比寿LIQUID ROOMでスペシャル・ライヴ〈KING OF ROCK 20th〉を開催）、予定にはなかったWアンコールを含めて全22曲を披露。充実のツアーを、オーディエンスの大歓声で締めくくりました。