いずれもフランスを代表する、ピアニストの
マルグリット・ロン(Marguerite Long)とヴァイオリニストの
ジャック・ティボー(Jacques Thibaud)によって1943年に仏パリで生まれた若き音楽家の登竜門“ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール”のガラ・コンサートが、11年ぶりに日本で開催。〈ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール ガラ・コンサート〉と題し、4月7日(火)に東京・上野 東京文化会館で行なわれます。
本コンクールでは2019年、ピアノ部門が開催。最終選考結果が11月16日に発表され、日本人の三浦謙司が優勝、務川慧悟が2位に入賞しました。ピアノ部門での日本人の優勝は12年ぶりとなり、本コンクールで日本人が1位、2位を独占するのは史上初の快挙となります。
これを記念し、11年ぶりに日本で開催される今回のガラ・コンサートでは、コンクール1位と2位を獲得した2人が、パリ本選決勝で演奏したピアノ協奏曲を、ふたたび東京で披露します。さらに、2人によるガラ・コンサートのためだけの一夜限りの特別な演奏曲も予定しています。
本コンクールではこれまでに、
松浦豊明、
清水和音、
野原みどり、
田村 響らがピアノ部門で、
小林美恵、
樫本大進、山田晃子らがヴァイオリン部門で優勝。また本コンクール入賞を機に、
横山幸雄や梯剛之、
南 紫音らが、日本を代表する演奏家へと育っています。