ロシアで最も伝統あるバレエ団にしてクラシック・バレエの殿堂、
マリインスキー・バレエが、2018年11月28日(水)〜12月9日(日)にかけて東京・上野 東京文化会館と兵庫・西宮 兵庫県立芸術文化センターで来日公演を開催。「ドン・キホーテ」「白鳥の湖」「マリインスキーのすべて(スペシャル・ガラ)」の3演目が上演されます。
マリインスキー・バレエ(キーロフ・バレエ)は、18世紀半ばに創設された帝室バレエ学校(現在のワガノワ・バレエ学校)を発展させる形で組織され、1783年エカテリーナ二世によって設立された帝室劇場で公演を行なうようになりました。その後、現代のクラシックバレエの基礎を築いたとされるフランス出身のバレエダンサー / 振付家 / 台本作家
マリウス・プティパ(Marius Petipa)とその弟子のレフ・イワーノフ(Lev Ivanov)による「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」など、現在のバレエ界になくてはならない名作の数々を上演。“クラシック・バレエの殿堂”としての地位を確立しました。
今秋の来日公演で披露される演目は、現地で大人気の舞台でありながら、日本では22年ぶりの上演となる「ドン・キホーテ」、プティパ生誕200年に寄せて上演される「白鳥の湖」、そして進化する伝統と斬新さを放つスペシャル・ガラ「マリインスキーのすべて」。マリインスキー・バレエ初の日本人ダンサー石井久美子と、正式入団からまもないながらも主役や重要な役を次々と任されている永久メイ、2人の日本人ダンサーの活躍も注目されています。
©Darian Volkova