1949年に
オイゲン・ヨッフム(Eugen Jochum)によって創設され、独ミュンヘンに拠点を置く
バイエルン放送交響楽団が、2003 / 04(年)シーズンより同楽団および合唱団の首席指揮者を務める
マリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)との同ポストの契約を2024年まで延長することを発表しています。
ヤンソンスは今回の任期延長に際し、「バイエルン放送交響楽団から契約期間をさらに更新したいというお話をいただいた時、私はもちろんたいへん嬉しかったです。これまでの年月で培ってきた緊密な音楽的協力関係、ほかに例をみないほど順調で充実した人間関係、お互いへの深い信頼を確かめるものであり、オーケストラの楽団員の方々、また素晴らしいバイエルン放送合唱団の歌手の方々とのこういった関係を継続していきたいと願っております。彼らと築き上げられるであろう、数々の音楽上のハイライトに彩られた輝かしい未来を楽しみにしております」とコメント。
ヤンソンスとバイエルン放送響は今年11月に来日。
マーラーの交響曲第7番や
R.シュトラウスの交響詩『英雄の生涯』、
ストラヴィンスキーのバレエ音楽『春の祭典』、そしてピアニストの
エフゲニー・キーシン(Evgeny Kissin)との共演による
リストのピアノ協奏曲第1番などの曲目を予定しています。