2004年「ゴールドベルク変奏曲」の自主録音で鮮烈なデビューを飾ったドイツ気鋭のピアニスト、
マルティン・シュタットフェルト(Martin Stadtfeld)が5月末に来日! それを記念したアルバム2タイトル
『シューマン: ピアノ協奏曲 / 子供の情景』(SICC-30227 2,600円 + 税)と
『モーツァルト: ピアノ協奏曲第1番&第9番「ジュノーム」 / ロンドンのスケッチブック』(SICC-30228〜9 2,778円 + 税)が5月20日(水)に同時リリースされます。『モーツァルト:ピアノ協奏曲第1番&第9番「ジュノーム」 / ロンドンのスケッチブック』は日本先行4ヵ月発売です。
『シューマン: ピアノ協奏曲 / 子供の情景』は、
マーク・エルダー(Mark Elder)&
ハレ管弦楽団とのシューマンのコンチェルトと「トロイメライ」などの有名曲をはじめとする『子供の情景』を収めた、ピアノ好きやピアノ学習者に理想的ともいえる曲目を収録したアルバム。マルティンはザルツブルク音楽祭にデビューした2006年、
バッハ作品とシューマンの作品をカップリングで収めたアルバム『バッハ&シューマン:トッカータ 他』(SICC-417)をリリースしていますが、シューマン単独のアルバムとしては本作が初となります。みずみずしい感性と美しい音色でつづられるドイツ・ロマンの香りに酔いしれる、新定盤の誕生です。
『モーツァルト: ピアノ協奏曲第1番&第9番「ジュノーム」 / ロンドンのスケッチブック』は、2015年2月16〜19日に録音した
モーツァルトの最新レコーディング。5月末に来日する指揮者アイヴァー・ボルトン(Ivor Bolton)&ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団と同じ顔あわせによる録音であり、世界に先がけ来日タイミング5月に日本4ヵ月先行での発売が実現しました。若きバッハのスペシャリストとして注目を浴びてきたシュタットフェルトですが、その音の美しさと透明度の高い音楽でモーツァルト作品も絶賛されています。コンチェルト2曲にプラスしてモーツァルト幼少期の作品とされる「ロンドンのスケッチブック」をdisc2に収録し、音楽史的にも興味深い内容のアルバムです。
5月末の来日公演では、オール・バッハのプログラムやゴルトベルク、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番などを披露する予定のシュタットフェルト。いまをときめく気鋭のピアニストの公演、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。