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松下奈緒主演映画『風の奏の君へ』、本予告映像&本ヴィジュアル公開

松下奈緒   2024/04/26 13:07掲載
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松下奈緒主演映画『風の奏の君へ』、本予告映像&本ヴィジュアル公開
 松下奈緒が主演を務め、6月7日(金)より東京・新宿ピカデリーほかにて全国公開映画される『風の奏の君へ』の本予告映像と本ヴィジュアルが公開。あわせて、flumpoolと松下のコラボ楽曲「いきづく feat. Nao Matsushita」が初公開されています。

 映画『風の奏の君へ』は、お茶の名産地である岡山県・美作地域を舞台に、この地を訪れたピアニスト・青江里香(あおえ・さとか)と、茶葉屋を営む兄弟をめぐる物語。監督 / 脚本を務めるのは映画の舞台となった岡山県美作市で育った大谷健太郎。同氏の「美作の小説と映画を全国に」という構想から製作。ふるさとへの限りない郷愁と慈しみが、岡山の情緒あふれるロケーションに重ね合わせて綴られています。

 ヒロインの里香には、松下奈緒。ピアニストでもある自身のキャリアを投じて、演奏シーンではもちろん吹き替えなしでピアノの腕を披露しています。また、里香と運命的な出逢いを果たす弟・真中渓哉を、『キセキ ―あの日のソビト―』『東京リベンジャーズ』、大河ドラマ『どうする家康』や主演ドラマ『ばらかもん』、『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』など、今勢いのある若手俳優・杉野遥亮、その兄で、里香のかつての恋人、真中淳也を演じるのは、『NHK紅白歌合戦』に3回出場、国内アリーナ公演や海外でも単独公演を行うなど精力的に活動、日本テレビ系『DayDay.』4月エンディング・テーマ「君に恋したあの日から」を担当中の、4人組ロック・バンド“flumpool”のヴォーカルで、俳優としても活躍し本作がスクリーン・デビューとなる山村隆太が演じます。渓哉と淳也の祖母・初枝役に芸能活動50周年を迎えた池上季実子、渓哉の親友・実紀役に、日曜劇場『ドラゴン桜』、『VIVANT』、大河ドラマ『どうする家康』等話題作への出演で注目の若手俳優・西山潤、同じく渓哉の親友で、美作市で旅館の女将を務める栄美役に第13回全日本国民的美少女コンテストのファイナリストの泉川実穂、兄・淳也の友人で医者の藤井役に、自身も岡山の出身で、芸人としての活動だけでなく俳優としても活躍する東京ホテイソン・たけるといった個性豊かなキャスト陣が脇を固めています。

 このたび公開された本予告映像では、「私一生忘れない」「また来年も見たいな」「里香さんに残された時間はもうあとちょっとしかねぇんじゃ」など、切ないセリフに隠された里香の“残された時間”についてが明らかになります。里香と渓哉の運命的な出会いのシーンや、淳也への想いを断ち切れない里香の様子も伺え、里香と兄弟のやるせない恋のトライアルアングルの展開にも期待が高まります。

 さらに、初公開の劇中楽曲が2曲。松下が作曲したピアノ曲「風の奏」が初公開されており、映画の主題歌はflumpoolの「いきづく feat. Nao Matsushita」が起用されます。本曲はflumpoolのギタリスト・阪井一生が制作し、山村と松下が歌唱。2人の歌声のハーモニーが美しい楽曲です。そして、すでに30秒特報でお披露目済みの松下が手掛けたピアノ「小さな奇跡 〜Un petit miracle〜」も印象的に使用されています。

 松下は「喪失感や、心にぽっかり穴が空いてしまったようなイメージをこの曲から感じました。だからこそイメージとは逆の表現で、山村さんに寄り添う形で歌わせていただきました」と語ると、作詞の山村は「主題歌のタイトル〈いきづく〉は“生きることに気づく”という意味です。世間に流され生きてきた男が、もう忘れようとしていた人との再会することで気づいた胸の鼓動や、大切な人を想う深い慈しみを、ヒロインを演じる松下さんと一緒に歌えたらと思って書きました」と主題歌への思いを述べています。また、ミュージシャンでもある松下奈緒がこの映画のために「風の奏」と「小さな奇跡 〜Un petit miracle〜」の2曲を書き下ろし。本作では、松下自らがその演奏をシーンの中で披露しており、「風の奏」はその一部分を予告編で公開しています。

 続いて松下は、「言葉以上に伝わるものがあって欲しいと思いながら、岡山のロケーションで感じた想いで曲を紡いで行きました。できれば良い音響の映画館で映像と共に感じて頂けたら」とコメント。松下の演奏を観ることができる初の映画だけに、ピアニストとしての松下の魅力をたっぷりと作詰め込んだ作品に仕上がっています。

 あわせて公開されたヴィジュアルでは里香・渓哉・淳也の思いつめたような切ない表情のカットと共に「最後は好きな人の町で過ごしたかった―。」というキャッチコピーが映し出されており、里香が美作を訪れた真意を窺うことができます。

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©2024 「風の奏の君へ」製作委員会

『風の奏の君へ』
2024年6月7日(金)東京・新宿ピカデリーほかにて全国公開
kazenokanade-movie.jp
配給: イオンエンターテイメント
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