ニュース

松任谷由実、冬恒例のリゾートコンサート開幕 “AI元年”ともいうべき演出で新たなフェーズへ向かいスタート

松任谷由実(荒井由実)   2024/02/06 12:44掲載
はてなブックマークに追加
松任谷由実、冬恒例のリゾートコンサート開幕 “AI元年”ともいうべき演出で新たなフェーズへ向かいスタート
 松任谷由実、冬恒例のリゾートコンサート〈SURF&SNOW in Naeba Vol.44〉が、2月5日新潟・苗場プリンスホテル ブリザーディウムにてスタート。キャリア51年目、初となるステージを披露しました。

 昨年末、デビュー50周年を記念した自己最大規模の全国アリーナ・ツアー〈50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー The Journey〉を終えたばかりの、ユーミンこと松任谷由実。これまで、様々なエンターテイメントを繰り広げてきたユーミンにとって、新たなステージのアイデアを創出する実験の場でもある、この苗場のコンサート。

 44回目となるステージ上には、8つの惑星が配置され、宇宙空間をイメージしたセットを再現。コンサートのオープニングは、そのセットの一部となるスクリーンに映し出された、アンドロイドのAIユーミンからのメッセージでその幕を開けました。

 セットリストは、隠れた名曲から代表曲でありながら近年コンサートでは披露されることがなかった「時をかける少女」「ノーサイド」なども盛り込まれ、ユーミン冬の定番曲「BLIZZARD」まで、多作なユーミンかつ苗場ならではの選曲。

 また今回のステージ演出では、これまでのユーミンのコンサートにおいて最も多く映像が使用されており、写真も含め全ての映像をAIで制作するという、新たなチャレンジをしています。

 そのAIで制作した映像は、楽曲のテーマや歌詞から連想する様々なキーワードから作られたもので、楽曲に寄り添った美しいグラフィックから、非現実の幻想的な世界を描いたもの、ストーリーを感じさせるもの等が、楽曲の世界観に、より広がりを感じさせる映像の演出となっています。昨今、様々なジャンルでAIが活用される中、どの様に共生していくかが人間のテーマでもありますが、そんな中、今回の51年目、初となるステージは、ユーミンのコンサートにおける“AI元年”ともいうべき演出で、新たなフェーズへ向かいスタートしました。

 そして、毎回注目となる衣装のほうは、前半では、1920年代のアメリカを舞台にした映画『シカゴ』を彷彿させるマニッシュなスーツで登場。後半の衣装は、1960年代のSF映画に登場する様な、ポップでスペイシーなスタイルで登場。時空を超えたユーミンの着こなし、表現力にも人並外れたキャリアを感じることができます。本編、アンコール含め全22曲、約2時間半のステージを披露しました。

 この苗場公演を経て、40作目となるオリジナル・アルバムの制作に向かうユーミンの未来に更なる期待が高まります。

拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


拡大表示


松任谷由実 SURF & SNOW in naeba vol.44
新潟 苗場プリンスホテル ブリザーディウム
日程: 2024年2月5日(月)、6日(火)、9日(金)、10日(土)、13日(火)、14日(水)、17日(土)、19日(月)
開場 20:30 / 開演 21:00
公演概要はこちら
surfandsnownaeba.com/
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015