ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲『四季』を大胆にリメイクしたアルバム『25%のヴィヴァルディ Recomposed By マックス・リヒター』(2014年)や、録音史上最長となった8時間におよぶ眠りのための楽曲『スリープ』(2015年)の発表など、映画音楽 / ポスト・クラシカル界の最重要人物として注目を集める作曲家 / プロデューサーのマックス・リヒター(Max Richter)。リヒターのソロ2作目『ブルーノートブック』(The Blue Notebooks)が15周年を迎えることを記念し、『ブルーノートブック〜15周年記念盤』がCD2枚組(483-5014 輸入盤 / オープン価格)とLP2枚組(483-5259 輸入盤 / オープン価格)で5月11日(金)に発売されます。
『ブルーノートブック』は、2003年のイラク戦争を受けて同年に作曲、2004年にリリースした作品。リヒターがドイツ・グラモフォンへレーベルを移籍した後、インストながら10万枚以上を売り上げ、Spotifyだけでも9,100万回以上のストリーミング再生を記録している大ヒット作です。「Vladimir's Blues」「Written on the Sky」のほか、映画『シャッター・アイランド』(2010年)、『ディス / コネクト』(2012年)、『天使が消えた街』(2014年)、そして昨年日本で公開された映画『メッセージ』で印象的に使用された「On the Nature of Daylight」など、数々のヒット曲が収録されています。
今回発売される15周年記念盤は、オリジナルのアルバムに加え、ボーナス・トラックとリミックスも収録しており、カヴァー・ジャケット・デザインも一新。アルバム発売に先駆け、未発表曲「A Catalogue of Afternoons」が4月20日より配信開始され、リヒター自身がこの曲を演奏している映像も公開されています。
[CD1] The Blue Notebooks (Original) Max Richter: 01. The Blue Notebooks 02. On The Nature Of Daylight 03. Horizon Variations 04. Shadow Journal 05. Iconography 06. Vladimir's Blues 07. Arboretum 08. Old Song 09. Organum 10. The Trees 11. Written On The Sky
[CD2] Bonus Tracks & Remixes Max Richter: 01. A Catalogue of Afternoons* 02. On the Nature of Daylight (Orchestra Version) 03. Vladimir’s Blues (2018) 04. On the Nature of Daylight (Entropy) 05. Iconography (Konx-Om-Pax Remix) 06. Vladimir´s Blues (Jlin Remix) Clyde Otis: 07. This Bitter Earth / On The Nature Of Daylight