さる3月24日（土）、客席は全てマス目に分かれた“全指定マス席”をはじめ、モッシュ＆ダイヴOKの“カオスエリア”、親子で参加できる“MTHのおかあさんといっしょ（お父さんでも可）エリア”、叫びたい貴方へ“ガヤ・ピープル限定エリア”、さらには“辱め強制指令”（拒否すると退場！）が用意されたトラップシートなどなど、楽しみすぎる企画がもんまり詰め込まれた、マキシマム ザ ホルモンによるイベント＜MASTER OF TERRITORY〜俺たちにマスはある＞が東京・渋谷AXで開催！ その模様をレポートします！

マキシマム ザ ホルモン
MASTER OF TERRITORY〜俺たちにマスはある
2012. 3. 24 渋谷AX
〜 オフィシャル・レポート 〜

　マキシマム ザ ホルモンの“ライヴハウス無料イベント”＜MASTER OF TERRITORY〜俺たちにマスはある＞が遂にそのベールを脱いだ。

　この日は、昨年3月に出たシングル「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」に封入されていた謎の応募券A賞に当たった人たちが一堂に会した。渋谷AXを贅沢に2日間貸し切り、ライヴ前日はメンバー、スタッフ総動員で仕込み作業に専念。2階は親子席、1階はテープでマスがきれいに区切られ、中央にカオスエリア、左右にガヤエリア、後方にペアエリア、最後方には障子付きの屏風（指で穴を一つ開けていい）で仕切られた補欠エリアも用意され、準備万端。




　そして当日は開演時刻19時にMV「小さな君の手」がスクリーンで流れた後、ライヴは「maximum the hormone」ではじまり、ホルモン側の仕掛けで白鳥の着ぐるみでヘドバン、フライング・シューズ（ピョンピョン飛べる靴）やアクティヴ・スウィング（健康器具）でマス内で暴れる観客もあり、場内には奇妙なカオスが渦巻いていた！

　途中で“トラップ発動”がスクリーンで告知され、「恋のスウィート糞メリケン」のナヲ・パートを選ばれし観客が歌うなど、お楽しみ要素も満載だった。アンコールでは全マスが解放され、「mygirl」、「握れっっ!!」で観客はもみくちゃになって大合唱となり、全18曲2時間に渡る前代未聞のショウは幕を閉じた。

　今回のイベントはシングル「グレイテスト〜」の応募券A賞にあたり、ほかにB賞メンバーと一緒にお泊り、C賞リングなどが様々なアイテムが用意されている。ホルモン太っ腹すぎだろ！（文：荒金良介）