“奇跡のシンガー・ソングライター”と呼ばれる
メロディ・ガルドー(Melody Gardot)が、3rdアルバム
『THE ABSENCE』を5月30日にリリース!
19歳の時に、路上で信号無視をしてきたジープにはねられ、記憶障害をはじめ数多くの障害を負ったメロディ・ガルドー。医師のすすめで、リハビリとしてミュージック・セラピーを行ない、曲作りをはじめたことがきっかけでシンガー・ソングライターとしてデビューを果たすや、リリースしたCDが母国アメリカのみならずイギリス、フランス、ドイツなどヨーロッパ各国で大ヒットし、フランスの有名自動車メーカー「ルノー」のCMに起用されるなど一気にスターへの階段を駆け上ることに。
最新アルバム『THE ABSENCE』は、新たな音を求めるべく、彼女自身が今なお事故の後遺症が残る身体でモロッコやポルトガル、ブラジル、アルゼンチンと様々な場所を訪れ、構想を練り、ボサ・ノヴァやラテン、タンゴの要素を取り入れた意欲作。
ノラ・ジョーンズの大ヒット曲「ドント・ノー・ホワイ」の作者、
ジェシー・ハリスが参加していることでも大きな話題となっています。
彼女は、「今までは障害を持っていることで内向的になっていたけど、たくさん旅をしたことで自由な気持ちになれた」と現在の心境を語っており、なんとジャケット写真には当初、フル・ヌードを希望していたほど! ……さすがに大胆すぎるということで大きな布を体にかけた形でのヌードを披露する形となりましたが、常に新しい何かを求め、挑戦を続けています。
このアルバムのリリースと前後して、自身も患っている神経筋疾患と外傷性脳損傷に苦しむ患者のケアに音楽を取り組む音楽療法プログラム“シャトー・ガルドー音楽療法プログラム”を設立し、治療のために楽瞑想室と音楽療法室という2つ施設を作る活動をスタートさせるなど、自身と同じ苦しみを抱える人々への活動も活発に行うメロディ・ガルドー。今後の活躍にも注目を。