ガルドーは米フィラデルフィア出身。16歳の頃から演奏活動を開始しましたが、19歳の時に交通事故に遭い重症を負い、1年間寝たきりの生活を余儀なくされました。リハビリとして医者に勧められた音楽セラピーにより曲を書き始め、ゆっくりと回復していくなか、ポータブル・マルチ・トラックで自主制作した6曲入りのEP『SOME LESSONS: The Bedroom Sessions』を2005年に発表。フィラデルフィアを中心に活動を再開するとたちまち話題となり、2008年に『夜と朝の間で』でアルバム・デビューを果たしました。同作は米ビルボードのジャズ・チャートで2位、フランスでは1位という大ヒットとなり、日本でも輸入盤セールスにおいて2ヵ月連続でオリコン・ジャズ・チャートの1位を記録しています。続いて2009年に2ndアルバム『マイ・オンリー・スリル』、2012年に3rdアルバム『アブセンス』を次々に発表。2015年にリリースした最新作『カレンシー・オブ・マン〜出逢いの記憶〜』では、名匠ラリー・クラインとタッグを組み、さらに深みを増した作品を発表しています。