サイケデリックなエレクトリック・ポップで一躍注目を集めた前作『オラキュラー・スペクタキュラー』（2007年 / 写真）から3年、米国NYブルックリン出身の個性派ロック・ユニット、MGMTがニュー・アルバムをリリースします！

　MGMTは、同じ大学に通っていたベン・ゴールドワッサーとアンドリュー・ヴァン・ウィンガーデンの2人によって2002年に結成。2005年発表のEP『Time to Pretend』で注目を集め、2007年にデイヴ・フリッドマン（フレイミング・リップス、マーキュリー・レヴ他）プロデュースによるアルバム『オラキュラー・スペクタキュラー』でメジャー・デビュー。知的な遊び心とアイデアに溢れた奥深い仕上がりが、世界各国で賞賛を受けていました。

　3年ぶりとなる新作のタイトルは『Congratulations』。MGMTとソニック・ブームことピート・ケンバー（スペースメン3他）による共同プロデュースで、ニューヨーク、マリブ、ブルックリンで行なわれたレコーディングには、MGMTのライヴ・メンバーである3人も参加。またゲスト・ミュージシャンとして、プロデュースも手がけたピート・ケンバーや、元ロイヤル・トラックスの歌姫ジェニファー・ヘレマも参加しています。

　アルバムは、12分にもおよぶ大曲「Siberian Breaks」や、音楽界の奇才の名が付いた「Brian Eno」などを含んだ全9曲入り。なんでも、メンバーがレコーディング中にはまっていたという「サーフィンのバイヴがアルバム全体に流れている」ようです。

　発売は米国盤が4月13日に、日本盤（SICP-2609　税込2,310円 / 日本盤ボーナス・トラック収録予定）が4月14日にそれぞれ予定。NYの新進ユニットからいよいよ届けられる新作、注目です！