マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)が1987年に発表したアルバム『BAD』。シングルは史上初となる同一アルバムからの5曲連続全米No.1を獲得し、今日までの全世界セールスは4,500万枚以上。また同アルバムを携えたマイケル初のソロ・ツアー“BADワールド・ツアー”は16ヵ月間に及ぶ全123公演、440万人以上という史上最高の観客動員を記録。そんなマイケルの『BAD』と「BADワールド・ツアー」の25周年を記念して、豪華3CD+1DVDボックス・セット『BAD25周年記念デラックス・エディション』のリリースが決定! 発売は9月19日予定。
本エディションの目玉は、1988年7月16日に行なわれたウェンブリー・スタジアムでライヴDVD。いくつかの公演の映像の組み合わせではなく、ひとつの完全なショーとして収録されており、本映像はVHSでマイケル自身が個人的に所有していた素材からデジタル修復したものだという、BADツアーの現存する唯一のフル映像と考えられています。
また収録される3枚のCDの収録内容は、ディスク1が『BAD』のリマスター盤。ディスク2が、マイケルのパーソナル・スタジオ、ハイヴェンハーストで録音された未発表音源集で、アルバム制作段階のデモやアウトテイク、さらに世界的に有名なDJやプロデューサーたちによる新しいリミックスも収録されるとのこと。そしてディスク3は、先述のライヴの音源を収める「ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム」。
またデラックス・エディションには、2冊の特別なブックレットも同梱。レコーディング・セッション、ビデオ収録のセットやコンサート・ツアーにおけるマイケルの未発表写真、オリジナルの『BAD』のカヴァー・アート、両面ポスターなど、盛りだくさんな内容となっています。
なおデラックス・エディションに収録のディスク1&2で構成された2CD盤『BAD25周年記念スタンダード・エディション』と、ライヴDVDの単体盤『ライヴ・アット・ウェンブリー 7.16.1988』も同時発売されます。
そして、6月6日には、『BAD25周年記念盤』のリリースに先駆け、25年前にアルバム『BAD』からの先行シングルであった「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」がCDシングル(EICP-1540 税込み700円)としてリリース! 本シングルの表題曲は、発表当時の“マイケルの語り入り”のオリジナル・シングル・エディットで、カップリングには『BAD』制作期の未発表音源「ドント・ビー・メッシン・ラウンド」も収録されています。
『BAD』はソロ・アーティストとしてのマイケルが、自分のキャリアのあらゆる側面に対して自ら舵取りを始めた、クリエイティブ創生期とも言える時代のもので、“キング・オブ・ポップ”を形作る重要な作品。今後さらにエキサイティングな追加情報も発表されるそうなので、ファンは続報をお楽しみに!