シンガー・ソングライターの
Michael Kanekoが、2022年にリリースしたコンセプト・コラボ2ndアルバム『
The Neighborhood』から約1年の時を経て、新曲「Lovers」を6月7日(水)にリリースしています。
新曲「Lovers」は、前作アルバム『The Neighborhood』を経てたどり着いた新境地。一度愛したかつての恋人との、儚く愛おしい過去へ向けて送る、洗練されたドリーミー・ベッドルームR&Bで、“ありのままを出した”と語る本作は、前作の明るくポップな世界観とは打って変わり、別れた恋人への思いを全編英語で綴ったメロウなヴァイブスに包まれた楽曲となっています。
前作がさまざまなアーティストが参加した楽しいショウタイムだったとしたら、今作はステージ裏で過去を想い歌うMichael Kanekoの後ろ姿へピンスポットをあてており、引き算を繰り返したシンプルで強い表現は、聴く人の心の深い部分に響きます。
私たちと同じで、躁も鬱も同居していて、叫ばず、泣かず、喜んだり、悲しんだり、まどろんだりする等身大のMichael Kanekoから発せられた生の歌は、懐かしさと新しさのグラデーションが揺めきながら共存しています。幻想の中にいるかのように美しく響くキーボードや爽やかさを感じるレイドバックなギターは、Michael Kanekoが生まれ育ったアメリカ・ロサンゼルスを感じさせ、聴く人それぞの中にある“昔見た風景”を思い出させます。
まだ誰も知らない、知らせていなかった、Michael Kanekoの新境地に注目です。
[コメント]他のアーティストとコラボしたり、日本語で歌ったり、と色々新しいことに挑戦して完成した前作のアルバム『The Neighborhood』。
僕の大好きな日本のアーティストとコラボしてできたポップな曲を集めたアルバムでした。
前作の制作はすごく楽しかったし、素晴らしい経験にもなったんですが、同時に新しい音楽への探究心が芽生えてきました。
それから一年の間にソングライターとプロデューサーとしての腕を磨き、やっと本来自分が表現したかったことを出来る様になりました。
そうして出来上がったニューシングル「Lovers」は僕史上、一番スローなBPMで、曲の長さは5分を超えて、最後の1分半はギターソロにしました。2023年のトレンドとは逆行してます。
でもそんなのどうでもいいんです。カラオケで人に歌ってもらう為じゃない、本当に心から作りたい、自分が歌いたい歌を作りました。
完成した楽曲は最高のものになりました。これはまだほんの序の口です。“これから”を期待してください!
少しだけお酒を呑んで、目を閉じて、音量を最大にして、音楽に酔いしれてください。
それでは。――Michael Kaneko