新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」史上No.1ヒット、全世界興収1億ドルを突破した最新作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(略称: エブエブ)が、3月3日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー。この度、本予告編&本ポスターが公開されています。
経営するコインランドリーは破産寸前。ギリギリの暮らしに、トラブルだらけの家族を抱え、まさに人生どん底の主婦・エヴリン(
ミシェル・ヨー)。ある日、そんな彼女のもとに“別の宇宙(ユニバース)から来た”と名乗る夫・ウェイモンド(
キー・ホイ・クァン)が現れます。「全宇宙を救えるのは君だけだ」と突如世界の命運を託されたエヴリンは、啞然としながらも夫に導かれマルチバースへ大ジャンプ。“別の宇宙を生きるエヴリン”が持つ様々な力を得て、予想も常識も遙かに超えた壮大な闘いに挑んでいきます。
新たに公開となった本予告では、全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体が明らかに。まさかのその正体は、反抗期まっただ中の実の娘・ジョイ(ステファニー・スー)でした。衝撃の真実を知ったエヴリンは暴走する娘を止め、全人類を救うため、“別の宇宙の自分”にリンクし、彼女たちが持つスキルにアクセスできる“バース・ジャンプ”というパワーを習得。カンフーマスター、女優、料理人、歌手――ありとあらゆるマルチバースを飛び回り新たなヒーローへと覚醒。廃れたコインランドリーから一転、豪華絢爛なパーティー、カンフー映画のセット、さらに富士山と新幹線が登場する日本を彷彿とさせる世界まで、まるで一本の映画とは思えない、全人類未体験のマルチバース・バトルが繰り広げられる中、終盤では「宇宙なんてどうだっていい、私はあんたと一緒にいたい」と全宇宙の命運を投げ捨ててでも家族を守ろうとするエヴリンの姿が描かれ、まさかの感動ドラマ?! も予感させます。埒外の戦いの果てに一体どんな感動と驚きが待ち受けるのか、さらに期待が高まる予告編となっています。
併せて一新された本ポスターも公開。ファイティングポーズをキメたエヴリンを中心に、小指で腕立て伏せを魅せるカンフーエヴリン、異様に伸びた指を持つSF風のエヴリン、さらに奇想天外なマルチバースの登場人物たちが散りばめられ、鮮明なレッドが只ならぬカオス感を漂わせています。
本作にはファミリー・ドラマ、SF、哲学、カンフーなど、様々な要素を含む12ものストーリーラインを組み込んだと明かすダニエルズ監督。「様々な要素を盛り込んだ映画だが、この映画を一番簡単に言えば、混沌の中で家族に目を向けることの大切さを学ぶ母親の話だね」と語るように、荒唐無稽でカオスなアクション・エンターテイメントでありながら、「もしも、あの時、あの選択をしていれば…」と誰にでもある素朴な思いに共感できる人間ドラマにも注目してほしいところです。
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