ビートルズや
ビーチ・ボーイズの遺伝子を受け継ぐメロディとハーモニーを持つキャッチーな曲を作るソングライター / プロデューサーで、
トム・ハンクスが監督、
リヴ・タイラーが主演を務めた映画『
すべてをあなたに』(1996年)への楽曲提供や
ファウンテインズ・オブ・ウェインとの親交でも知られる
マイク・ヴァイオラ(Mike Viola)のベスト・アルバム『
ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ』(CD SICX-149 1,800円 + 税)が1月22日(水)に発売されます。
このアルバムのボーナス・トラックとして、ヴァイオラと漫画家の
浦沢直樹、放送作家の
倉本美津留、米ロサンゼルス在住のミュージシャン・Hedayからなるニュー・プロジェクト“MONAKA”の新録曲「悲しきLA天国」が収録されます。ロサンゼルスで行なわれたレコーディングにドラマーとして参加したのは、
ジョン・レノン、
エリック・クラプトン、
ボブ・ディランらとのセッションで知られ、
チャーリー・ワッツ(
ローリング・ストーンズ)と2000年にコラボ・アルバム『
チャーリー・ワッツ ジム・ケルトナー・プロジェクト』を発表している大ベテランの
ジム・ケルトナー。
レコーディングについて、浦沢は「何か一緒に作らないかという話になり、僕がざっくりとした曲のデモを作り、メールで送ったところ、マイクがそれを元にすぐに曲として完成させて、LAに来てこれをレコーディングしないか? ということになり、なんとジム・ケルトナーが叩いてくれる! となって、LAに飛んで行ったんです」「マイクとはそのときに初めて知り合い、レコーディングを通して親しくなりました。レコーディングの場ということもあり、マイクは次から次へとアイデアを出し、まさに才気走った感じでした。頭の中のポップワールドが全開になっている感じでしたね。どんどんアイデアを出して作られるリフなどを弾くのに精一杯でしたが、僕も一生懸命ギターでついて行きました。そのギターをマイクがワイルドでいい!と採用してくれたのは、嬉しかったです」と語っています。