米ロサンゼルスの貧困にあえぐ若者達によって結成された
ミルドレッド(Mildred)が、今年1月にリリースされた1stアルバムの国内盤『
Pt.2』に続き、日本のレーベル「3LA -LongLegsLongArms Records」よりニューEPを『
Pt. Of Things To Come』を7月31日(水)にリリースします。
彼らがバンドを結成した2020年代の始まり、アメリカは経済発展を続ける一方、世界的なパンデミックにより貧富の差が拡大。報じられる華やかなニュースとは対象的にメンバーは貧困街でのホームレス生活を体験しており、病と自暴自棄な生活の中から生まれたアイデアが彼らのバンド表現に繋がっています。必然的に生と死に隣接するテーマの中で、RAWな轟音のノイズとシューゲイズで掻き鳴らされる激情的な音楽は下品で混沌としながらも、同時に儚さ、美しさも兼ね備えています。膨大テキスト量とともに世に放たれた『Pt.2』はそんなバンドの1stアルバムでしたが、より根源的なテーマへと向かう製作中のアルバム『Pt.1』への過渡期となる2024年に制作されたのがこの『Pt. Of Things To Come』。タイトル通り、これから起こる事を予告する「Hung / 嫌悪」「Lila / リラ」「Drifter's Rebirth / 漂流者の転生」「Dancing Queen On Heroin / ダンシングクィーンはヘロイン使用中」の全4曲となります。