国民的歌手と呼ばれ、日本を明るく照らしてきた
三波春夫の代表曲のひとつ、1970年の大阪万博のテーマ曲として知られる「
世界の国からこんにちは」のリマスタリング「世界の国からこんにちは(2025 Remastered)」が4月9日(水)にデジタル・リリースされています。
1967年の楽曲発表から58年、大阪・関西万博(4月13日[日]開幕)を前に、現代の音楽視聴環境にあわせた最新マスタリングによって、よりクリアに迫力あるサウンドで令和に蘇ります。
同曲は1967年、レコード会社8社の競作という異例の形で発売され、販売枚数計300万枚超の国民的ヒット曲に。中でも三波の歌うテイチク盤は140万枚を売り上げ、三波の代表曲の1つとなりました。競作作品の中で唯一、子供たちとのコーラスで歌唱されており、「こんにちは」と歌う三波の歌唱に、子供たちが「こんにちは」と返すコーラスが印象的な作品。歌詞に込められた“未来に向けて世界が調和し平和になりますように”という真意をこのコーラスで表現したと言います。
関西万博がスタートする翌日4月14日(月)は三波の命日にあたります。2001年の逝去から数えて24年。日本と日本人をこよなく愛し、燦然と輝く歌と笑顔で、日本を明るく照らしてきたその歌声は、いつの時代も人々の心を温かく包み込み、世界中の人々の心に響き続けることでしょう。
[コメント]今回のリマスタリングにて「これぞ三波春夫の歌声!」と言える鮮明な仕上がりになりました。敗戦から復興・発展した日本の姿を世界に披露する’70万博。戦場とシベリア抑留を経た三波が、その成功と恒久平和の願いを込めて歌った『世界の国からこんにちは』。どうぞご清聴くださいませ。――三波クリエイツ 代表取締役 三波美夕紀